作家論 (中公文庫)

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著者 : 三島由紀夫
  • 中央公論新社 (1974年6月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122001084

作家論 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 1992年 読了

  • 林房雄論を除き、全て文学全集の解説として書かれたもの。
    どれも基本的には絶賛されているが、それは『気に入らぬ作家の解説は一切引受けなかった』からだそう。
    川端康成、谷崎潤一郎についての文章は有名なので置いておくとして、興味深かったのは上林暁についてだった。
    一番ボリュームのある林房雄論は読み応えがある。

  • 2009/8/14図書館で借りる
    2009/8/16一度返却(出直してくるという意味で(笑))

    論じられている作家
    森鴎外:
    尾崎紅葉:
    泉鏡花:
    谷崎潤一郎:
    内田百聞:
    牧野信一:
    稲垣足穂:
    川端康成:
    川端康成の明敏さは、結果的に明敏であることに帰結し、そういう前提で眺めれば、この明敏さが得てきた最大の果実は、彼があらゆる観念に騙されなかったことだと、三島は言う。彼をだますことができなかった観念を三島由紀夫は挙げている。その観念とは、近代、近代小説、共産主義、新感覚派、自意識、知性、国家主義、実存哲学、精神分析、近代の超克、思想、などなど。彼はこのいずれの観念にもだまされなかったというのである。
    以下、本文をそのまま抜粋する。
    ふつう明敏さは芸術行為を阻害するものなのだが、彼の場合は別だった。さめた心で陶酔を描くとき、人はその陶酔を凍らせてしまうか、それとも不当に誇張してしまうか、いずれかに陥りがちだが、彼は、そのさめた心と陶酔を同時に提示する秘術を身につけた。


    尾崎一雄:
    外村繁:
    上村暁:
    林房雄:
    武田麟太郎:
    島木健作:
    円地文子:

  • 昔の作家は読書家でした。今の人とは比べものにならないくらいの知識を持っていた。そんな人が語る作家論。

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