中世の秋 (下巻) (中公文庫)

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著者 : ホイジンガ
制作 : 堀越 孝一 
  • 中央公論新社 (1976年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122003828

中世の秋 (下巻) (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • カバーから:歴史家ホイジンガが、中世から近代にかけての思考と感受性の構造を、絶望と歓喜、残虐と敬虔との対極的な激情として捉え、中世文化の全像を精細にえがきあげた『中世の秋』は、歴史の感動に身をおく楽しみを教える。

  • 中世の人びとは、敬虔と卑俗の2つの人生観に引き裂かれながら、受け入れがたい矛盾の中で生きていた。
    彼らは恐怖を表現することはできたが、喜びを表すための言葉を持たなかった。
    彼らの時代に飽き飽きした中世人は、古代に理想の姿を求めた。
    けれど中世の精神は深く根を張っていて、古代を模倣する努力の大部分は、中世に古代風の飾り付けをすることに終始した。
    新しい時代、新しい精神は、時たま感じられることがあっても、まだ遠かった。

    ドニ・ル・シャルトルー
    『キリストのまねび』トマス・ア・ケンピス
    ヴィヨン コキャール アンリ・ボード シャルル・ドルレアン

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