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- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122004405
感想・レビュー・書評
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創作もあるみたいだが、後に続く作品から考えると紺作こそが新撰組の原点!
土方が普通に嫌な奴にしか見えませんし、吉村貫一郎なども立派さの欠片も見えませんがそれが良し!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新選組と言えば子母澤寛、遂に読みました(と言っても三部作とは露知らず、恥ずかしながら)。
この作家の仕事は今に続く新選組物語の確かな礎の一つ、その意味で今読めば当たり前のことが書かれている。
それにしても新選組が少々異彩を放っているとすれば、生き残った普通の人の語りが残っていることによるか。やはりこの作家の仕事には感謝が必要かと思われ。 -
沖田総司の、芹沢鴨の、山南敬介の、吉村寛一郎の、ほか隊士たちの最期が綴られて始まる。隊のイケ面五人衆の話も興味深く、彼らもまた各々に哀しい最期を迎える。そして、やはり近藤勇が逝く描写は出色に栄える。それにしても、今生の別ればかりがこうも連なるとせつない。幾多の新選組小説の引用史料となった三部作を読み終え、また新たな思いで幕末維新作品に触れていきたい。(表紙は違います)
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