エロス的人間 (中公文庫 M 176-4)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122011571

感想・レビュー・書評

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  • 2009/11/7ジュンク堂で購入

    絶対と超越のエロティシズム:
    エロス、性を超えるもの
    ホモ・エロティクス-ナルシシズムと死について:
    苦痛と快楽-拷問について:
    もう一つの死刑反対論:読了


    アラジンのランプ-「千夜一夜物語」について:
    ジャン・ジュネ論:
    文学的ポルノグラフィ-A・P・マンディアルグの匿名作品について:
    黒魔術考:
    悪魔のエロトロギア-西欧美術史の背景:
    ドラキュラはなぜこわい?-恐怖についての試論:

  • 280
    時空の無限に心を奪われる、その魂の秘密の部分――。そして純潔と神秘に淫蕩とを兼ね備えた不思議の宇宙。本質的にアモラルな精神の隠れ家への探検記。

  • 愛とエロスの様々な形態。哲学的なものもや悪魔的なもの、そして変態的なものまで網羅。澁澤さんったら(笑)。愛は百万通りある、というけれど、本当にその通り。無限だよね。

    「愛することは自己を憎むことと同じことだ」とルターは言っています。この言葉、この純粋さに感動してしまって・・・。この、愛がぎっしり詰まった本を読めば、浮気だってロリコンだって肯定しちゃう。おじこん?

著者プロフィール

1928年、東京に生まれる。東京大学フランス文学科を卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介。また「石の夢」「A・キルヒャーと遊戯機械の発明」「姉の力」などのエッセイで、キルヒャーの不可思議な世界にいち早く注目。その数多くの著作は『澁澤龍彦集成』『澁澤龍彦コレクション』(河出文庫)を中心にまとめられている。1987年没。

「2023年 『キルヒャーの世界図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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