氷輪 (下) (中公文庫)

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著者 : 永井路子
  • 中央公論新社 (1984年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122011601

氷輪 (下) (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • (上下巻を通しての感想です)
    歴史小説、歴史考察のどちらか分類に迷いますが、渡日後の鑑真を書いたものです。日本の政権が高僧の渡日要請を指示した時と、その後の政治状況変化を踏まえ、鑑真がなぜ東大寺を出て唐招提寺を設立するようになったかを考察しています。その分析と師弟の姿の情景描写が素晴らしいです。

  • 時代は、光仁天皇即位と山部皇子の立太子まで。

    日本史を知るために、小説からと思い手にとった本。
    永井路子さんの独自の視点から、日本の政治と仏教のかかわりあいを
    描いた小説、のようなエッセイのような本でした。

    登場する政治家たちのそれぞれの思惑を、見事に書いています。
    鑑真一行が苦難を乗り越え来日した、
    その後の一行の足取りは、実際この本で描かれているように、
    優遇されたとは言いづらいものだったのかもしれません。

    永井路子さんと同じレベルの目線で、この本をしっかり理解するのに、
    どれくらいの勉強が必要でしょうか。
    探究心と好奇心あふれる文章に、魅了されます。

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