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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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別に宇宙体験にかぎったことではないが、体験はすべて時間とともに成熟していくものである。とりわけそれが重要で劇的な体験であればあるほど、それを体験している正にその瞬間においては、体験の流れの中に身をゆだねる以外に時間的余裕も意識的余裕もないから、その体験の内的含意をつかむことができるのは、事後の反省と反芻を経てからになる。
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前提を変えて、時間は過去と未来に無限にのびる直線ではなく、円環状をなしているのだと考えれば、スタートの問題は消える。
― 314ページ -
私は神とはパターンであると思っている。(中略)宇宙においては万物に秩序があり、すべての事象が調和し、バランスがとれており、つまりはそこに一つのパターンが存在するということを発見した。昔から人間はそういう秩序、調和、バランス、パターンがあるということに気づき、その背後に人格的存在を措定して、それにさまざまの神の名前を与えた。つまり、存在しているのは、すべてがあるパターンに従って調和しているという一つの現実であり、あらゆる神はこの現実をわかりやすく説明するために案出された名辞にすぎないということだ。
― 279ページ
みんなの感想・レビュー・書評
宇宙体験が人にもたらすもの、多くの人が神、人間でないなにかの存在を信じてしまう地球の存在
その大きさに自分も神を信じられない感覚から、何かを信じたくなる
また長年の人生を考えて
40代から世界を変えてビジネスで働く人も多いのも独立していて面白い
宇宙飛行士たちの、宇宙飛行の前後で変化した精神的な部分についてのインタビューをまとめたもの。
それらを理解するのに必要な技術的解説も初心者にわかりやすく、非常によくできたレポート。
1985年頃初版。当時、宇宙飛行士の宇宙に行ってみての内面に深くフォーカスしたのはこの本が世界初だったらしい。
わたしが無知なことを加味しても、26年経ってるのにも関わらずそのインタビューは新しく思えた。
宇宙は宗教・哲学とつながってるし、もちろん理系分野も関係あるし詩的なものを感じる人もいる。
勉強ってぜんぶつながってんだなーと、26歳のいま改めて実感しました。
日本人宇宙飛行士による本も読んでみよーっと。
この本は数年前から読もう読もうと思っていた本でした。
初版は1985年の発行、
当時はまだスペースシャトルが飛び始めて数年という時期、
本の主役となる宇宙飛行士たちはその多くが、
マーキュリーからアポロの世代、
すなわち第1期生から第5期生です。
まだまだ宇宙飛行士という職業が日本では一般的ではなかった時代、
宇宙飛行そのものが冒険で、
宇宙飛行士たちが英雄視されていたときのものです。
そんな中、数多くのインタビューを飛行士たちに重ね、
人間としての宇宙飛行士たちの内面に迫った
素晴らしい作品だと思います。
宇宙飛行が半ば日常化し、
宇宙に人間がいるのが当たり前、という時代になったからこそ、
読んでみるべき本だと思いますね。
なんだこれ、めちゃくちゃ面白い(笑)なんで今まで読まなかったのか本当に悔やまれるレベル。
どうあってもインタビューからの想像だけでは追体験不可能そうであり、それがとてもとても悲しい。
と同時に、生きてる間に何としても体験したいと痛切に思う。これは渇望である。
何となく幼年期の終わりを読み返したくなった。
宇宙体験は想像力をはるかに超えており、実体験した人のみが語り得る。自分も宇宙から地球を見たいと痛切に感じる。幾らくらいかかるんだろ。。これだけ精神変容を果たせるなら、世界平和を実現するにはみんなが宇宙旅行すれば良いですね。
有人宇宙飛行計画の初期からアポロ・ソユーズ計画までのアメリカ人宇宙飛行士たちの取材レポート。(1961~75年)
宇宙に行くと、神の存在を感じる人が多いらしい。
暗黒の宇宙から、青く輝くビー玉くらいの地球を眺めたとき、何を考えたのか。技術的ではなく。精神的変化にポイントを絞った注意深い洞察で、どれも衝撃的。
宗教家になる人、環境や経済、政治の世界に進む人、精神に異常をきたす人など、地上に降りてからのストーリーも興味深い。
宇宙飛行士への直接インタビューをもとにした評論。
とにかく読んでいてワクワクして、休憩もできないくらいに引き込まれる。
宇宙に飛んできた飛行士は、精神的に何か変化したのか、したとしたらどのように変わったのか。
宇宙飛行が希少な経験であるだけに、おそらく誰もが素朴な疑問として持ちながら、それまでは帰還後の宇宙飛行士へのヒアリングは科学的な観点に終始していたという。
今回、著者の企画により、初めて心理面への影響に踏み込んだインタビューが実現され、宇宙飛行士たちの驚くべき変貌が明らかになる。
それまで誰もが試みなかったことに挑戦する独自の視点、それを実現する行動力、綿密な調査力、そして深い洞察力に基づく考察に脱帽。世界初の試みに日本人が挑戦したことを誇りに思う。
そして、宇宙に行ってみたい!と思わせられます!
やっぱり宇宙に行ってから意識が変わる人が多いのが興味深かった。
この宇宙飛行士達は宇宙進出初期の頃の人達だけど、
最近の宇宙飛行士達の意識はどうなっているのか知りたくなってきた。
そういえば古川宇宙飛行士がもうすぐ帰ってきますね。
体験したものにしかわからないであろう感覚が、リアルに身に迫ってくるようだった(もちろんそれでもわかったとは言えないのだろうけれど)。
宇宙飛行士たちの哲学的、宗教的な意見は、一見それぞれ違うように見えて、ある絶対的な真実を、個々の性格、物の見方により表現しているにすぎないと感じた。
誰もが一度は考える、自分とはどこから来たのか、この世の始まりは、宇宙とは何か、といった問いへの回答が、ぼんやりと浮かび上がってくるような気がした。
再読予定。
暗い宇宙から青い地球を見てしまった宇宙飛行士達の衝撃に満ちた内的体験談。宇宙とは、地球とは、神とは、人間とは何かを考えさせられる一冊。
私も暗黒の宇宙に浮かぶ青く美しい地球を眺めてみたい。本書に登場する宇宙飛行士たちのさまざまな想いを本当に理解するためには「地球を外側から見る」という体験がどうしても必要だと思うのだ。暗黒に浮かぶマーブルのような地球が美しいであろうことは容易に想像がつく。しかしここで必要なのは「想像」ではなく「体験」である。 「宇宙旅行が身近になる」と言われて久しいが、本書が刊行されて30年の今年(2011年... 続きを読む »
宇宙に行くという極端なことをした人たちがその後、神に目覚めたり、逆だったり、鬱になったり、ビジネスやったり、何やら凄そうだけどわけわかんないこと言い出してたりするのを追った面白ノンフィクション。人間の本質を少し覗けた気が。
非常に面白かった。
宇宙については以前から興味があったのだけど、
この本は宇宙体験の記録ということで、今までと違った視点から宇宙を見て感じることができたような気がします。
人間は小さい。
宇宙は大きい。
1983年刊行.米ソ冷戦の終結で古くなったしまった部分があるのは残念だが,いまだに非常に刺激的な本.宇宙飛行士たちへのインタビュー集であるが,面白いのは宇宙に出て行くことで起きた精神的な変化にしぼって深く話を聞いていることである.インタビューをする側が周到な準備をしているので,非常に深く焦点のさだまったインタビューになっている.多くの宇宙飛行士が神について語り、環境問題について語る.そして国際紛争の愚劣さについて語る.さて,日本人宇宙飛行士も増えてきたが,普段,神を語ることの少ない日本人たちはどのようなことを語るのだろう.聞いてみたい.(今調べたらちゃんとそういう本があるようだ.)
宇宙飛行士が宇宙でどんな実験をし、 どんな格好で、どんな乗り物に乗っていたかは周知の事実だ。 しかし、彼等が、宇宙という特殊な空間で、 精神的にどれほどの衝撃があったのか、 そして、内面的にどのような変化があったのか、 そういった内的体験は驚くほど知られていない。 この本は、宇宙飛行士達の「内面」に焦点を絞り、 宇宙へ行ったことで彼ら自身にどのような変化が起こったのかを、 徹底した... 続きを読む »
これを読んで同様の「ライト・スタッフ」も読んだくらい、感動した。地球の外に出るということがこんなに人間を変えるのかと驚いた。のちにこの著者の「ぼくはこんな本を読んできた」を読んで実はかなりがっかりしたのも手伝って、大変印象的な一冊。そういえばアメリカのその後の宇宙計画もふるわないし、時代は変わるのですね。
宇宙体験は非常に素晴らしい体験でもあり、人格を180度変えてしまうような恐ろしい体験でもある。月まで行きそこから地球を見ることはおそろしいほど衝撃的なんだろう。自分の隣に神の存在を感じたり、神の存在が信じられなくなったり。月から地球を眺めてみたいが僕が生きている間はおそらく難しいだろう。有人アポロ計画の復活を願う。
「ある日ある時、偶然ぶつかった素粒子と素粒子が結合して、偶然こういうものができたなどということは、絶対に信じられない。地球はそれほど美しい。」
この言葉に、ドキドキした。
「なぜか知らぬが、宇宙体験で私が得たものが何かというとき、この詩のフィーリングが一番ピッタリするのだ。神を信ずるものではないが、ナチュラルで、無限で、そして『イエス』といえるすべてものについて、神に感謝を捧げたいという気持ちになるのだ」 お借りしました。 最初は、楽しめないかと思っていたんだ。 どちらかというと、これはルポだし。 宇宙には多少興味があっても、そんなに詳しくはないんだもん... 続きを読む »
アポロの飛行士へのインタビューを中心に書かれた。
神の存在だとか多かれ少なかれ、宇宙飛行士に影響が出ているのは間違いなさそうだ。
宇宙とか大げさなことではなく、環境を少し変えると発送も行動も変わるかな?というのが私のような小市民の感想です。

「宇宙に行くとその人間の精神性が変わる」 何が変わるのか、なぜこんなことが起きるのか、立花隆が多くの宇宙飛行士を取材してまとめた一冊。かなり分厚いがさくさく読める。
取材を受けた宇宙飛行士...





