巫女の棲む家 (中公文庫)

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著者 : 皆川博子
  • 中央公論社 (1985年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122012424

巫女の棲む家 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 敗戦後の日本。引揚者で霊媒の倉田、巫女となってしまった少女黎子、古本屋の小野の3人の視点から物語は語られる。黎子を巫女として、周囲が新宗教を組織化していく。倉田、黎子、小野の前には黎子の父で医師の日馬秀治が聳え立つ。日馬は自分が神託に従って常に「正」であり、神審者であるという考えを全く変えず、日馬を、教団を破壊したい倉田、自分は在るのか無いのかと不安定な黎子、日馬と共に破滅したい小野の3者3様の思惑が巡る。自己無価値感によって父の人形となる事を選択した黎子が哀れ。

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