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自殺論 についての感想・レビュー・書評


自殺論 (中公文庫)
443人が登録 ★3.44

著者: デュルケーム 
制作: 宮島 喬 
本 / 中央公論社 / 568ページ / 1985年09月発売
ISBN/EAN: 9784122012561
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評価平均: 3.44
登録数: 443
レビュー数: 43
価格: ¥ 980 (参考価格:¥ 980)

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みんなの感想・レビュー・書評

siiさんのレビュー 5 読み終わった

人はなぜ自殺するのか、という問いに社会学的手法で真摯に答える。

kantadamouhuさんのレビュー 4 読み終わった

「社会」という概念でしかなく実在しないものを存在するように説得する態度が興味深かった。

自己本位的自殺、集団本位的自殺、アノミー的自殺などの内容を知ったが、確かにあり得る話だと納得した。
知ることによって、社会の変化にも耐えうる精神を身に付けられる。

machaさんのレビュー 3 読み終わった

ネタバレ マッチョな本です。自殺する気がなくなります。そういう意味でいい本ですし、著者の「若い」信念が相当強いのを感じます。もっと年老いてから書かれた本を次は読んでみたい!

tukattyanさんのレビュー 読み終わった

自殺する人は自殺しない人の心なんぞわからんし、
自殺しない人は自殺する人の心なんぞわからん。
自殺を認むるか認めないかは個人の自由だ。
人間はだれでも生涯で一回ぐらいは自殺を考えるんでねえか?
こんな世界そりゃ嫌いになるだろう。
でも僕たちは生きている。自殺もせずに?
どうしてだ。

sunrise70707さんのレビュー 5 読み終わった

自殺率のデータをとことん多く、正確に集め、その緻密な分析を通して社会に迫っていく。

ranas929さんのレビュー 4

社会学における超バイブル的扱い、らしい。
読まされた感はあるが、えらく感銘を受けた覚え。

transcendentalさんのレビュー 4 読み終わった

デュルケーム(1858-1917)による自殺の社会学的研究、1897年公刊。前著『社会学的方法の規準』に於いて確立した、他の諸学から区別される固有の学としての社会科学の方法論を、自殺という社会現象に適用してみせたもの。 そもそもの前提として、自殺という現象が「社会」的な性質を帯びているということを示さなければならない。その為にまず、精神病理・人種・遺伝・気候環境・模倣などの非「社会」的なフ... 続きを読む »

こまいさんのレビュー 3 読み終わった

卒論のメインテキスト。社会学の本ですが所々文学的文章が混じっていて読んでいて面白かったし、自殺者の分類も大変興味深かったですが如何せんちょう読むの大変でした。

カスミンさんのレビュー 読み終わった

論が矛盾してない?

tomokygさんのレビュー 4 読み終わった

社会学の古典的名著。論の構成がしっかりしていて、筆者が何を目指して話しを進めているのか非常にわかりやすかった。統計という客観的データを参照して、後生の人に追跡可能な研究であることがすばらしいと思った。

takeachanceさんのレビュー 読み終わった

自殺を科学的に分析して、その防止策を探る。

自殺は精神的、あるいは病理学的、遺伝的に考察するのではなく、
1つの社会的事実として、客観的、科学的に分析すべきである。

自殺を4つに分類。
1.集団本位的自殺(集団の価値体系に服従することによる自殺。武士が武士社会の掟に従い切腹するような例)
2.自己本位的自殺(他人とのコミュニケーションが閉ざされ孤立した状態での自殺)
3.アノミー的自殺(すべてに満たされて目的意識を失うことによる自殺)
4.宿命的自殺(満たされないことによる閉塞感からの自殺)

人の生がどのような価値を持っているかについて、
全体的な判断を下せるのは、社会だけである。
個人には、その能力はない。
いわゆる「自己本位主義」は、自殺の発生原因だといえる。

のろのろさんのレビュー 3 読み終わった

すごく面白い内容だと思う。
ただ、最初入り込めなくて苦労しました。
訳が悪いのかな。

これは現代の自殺行動にも当てはまる名著です。
社会学を学習するためには必要不可欠だと思う。

Vaniasさんのレビュー 4 読み終わった

とにかく文庫本とは思えないほどボリュームが多いが、訳はそんなに変な癖とかないし、目の付けどころとかアプローチは面白い。

makubesuさんのレビュー 5 読み終わった

大変だったが、面白かった

Sebbaさんのレビュー 5 読み終わった

自殺という一個の社会的事実からデュルケムが提出する問題の射程の広さにはただただ驚くばかり。自殺の分類から社会の状態診断、また病弊(自殺の増加)に襲われる近代社会への処方箋などは、時代制約のための限界を考慮してもなお鮮やか。こりゃ名著と呼ばれるわけですな。それにしても統計データを詳しく扱ってる本には今まで出会う機会があまりなかったから、その点でもこの本は有意義だった。だがあえて批判を投げかけるなら、... 続きを読む »

wonder193さんのレビュー 5 読み終わった

「自殺」は個人の勝手な出来事と思われがちである。しかし、デュルケームはそうではなく、社会的状況が彼らを自殺に追いやっていると読む。(鬱病などの自殺は、大きなものと含まれないので、そういう病気による自殺を想定してこの本を読むときっとがっかりすることだろう。)
自殺者のタイプを3つのカテゴリに分けて、「社会と離れていても、密接であろうと、『個』が埋没するときに自殺は起きる」といった。(ざっくばらんにいうと)現代社会に通じるものを、数百年前に書かれていたとは驚きである。

t-n-revolutionさんのレビュー

直感的には個人の心理状態に還元されそうな自殺を、社会学的に考察した点、また既にある統計を2次的にうまく利用した点が特に画期的。心理的他諸要因をあまりに軽んじすぎているような印象もあるが、あくまで社会現象として大数法則的に考察したと考えれば、これほど説得力のある社会科学論文は稀ではないだろうか。

bookwormerさんのレビュー 積読

早く読まなくてはいけない本…難しくてなかなか進まないので積読中。

酔仙亭さんのレビュー 5 読み終わった

 初めて読んだのは、「世界の名著 47 デュルケーム/ジンメル」。 燦然と輝く、社会学の名著。  ヴェーバー、ジンメル、デュルケム、パーソンズ、バーガー、名前を羅列しても意味はないが、社会学の泰斗著作を読むのは楽しい。 社会学は楽しい。 アホ面した大学一年生が、本作に出会って、「…。社会学って…、すごいかも…。」と茫然とする姿を想像して(今時あり得ないか?)、ほくそ笑む。 「うんうん、そうだろう。... 続きを読む »

seiryolibさんのレビュー

図書館所蔵【368.3DU】

sasakiarchtjpさんのレビュー 積読

目次
序文
序論
第一編 非社会的要因
 第一章 自殺と精神病理的状態
 第二章 自殺と正常な心理状態―人種、遺伝
 第三章 自殺と宇宙的要因
 第四章 模倣
第二編 社会的原因と社会的タイプ
 第一章 社会的原因と社会的タイプを決定する方法
 第二章 自己本位的自殺
 第三章 自己本位的自殺(つづき)
 第四章 集団本位的自殺
 第五章 アノミー的自殺
 第六章 種々の自殺タイプの個人的形態
第三編 社会現象一般としての自殺について
 第一章 自殺の社会的要素
 第二章 自殺と他の社会現象との関係
 第三章 実践的な結論

TEENさんのレビュー

『三島由紀夫はなぜ自殺したのか』について自分なりの見解を持つために、手に取った一冊。

自殺の原因を非社会的要因、社会的要因、社会現象一般の三つにわけて説明している。非社会的要因は遺伝や精神といった内的必然性のようなもので、社会的要因は、社会や環境による外的要求のようなもので、社会現象一般は自殺に至る因果関係ではなく一つの現象として突き放して捉えるものである。内容よりも、MECE、ロジックツリー、仮説検証、足りない部分の対応など、頭の使い方に感心してしまった。自分の冒しがちな、異常を一般へ拡大させてしまうミスや、数字を使わずに論を飛躍させてしまうミスを気づかされた。なお、三島の自殺については、自殺論に立脚するのではなく、作品を精神分析の視点から読み、当時の時代背景についての知識を加味したほうが、いい論を立てられそうな気がした。

よっし~さんのレビュー 4 読み終わった

ポイント
①集団は個人を一般化したものではない。
②集合的状態は個人に先立ち、まず集団に内在している。

adlibさんのレビュー

 
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4122012562
── デュルケム/宮島 喬・訳《自殺論 1897‥‥ 19850910-19900730 中公文庫》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20051221 自殺学入門 ~ 利他・利己・虚無・呪縛 ~
 


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