諸葛孔明 (中公文庫)

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著者 : 植村清二
  • 中央公論社 (1985年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122012752

諸葛孔明 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 1985(底本1964)年刊行。著者は当時新潟大学教授。元来史料に乏しい諸葛孔明について(信頼できるのは三国志と孔明自身の書簡くらい)、虚飾を廃し、その実相に迫ろうとするもの。そのためか、小説のような面白みには欠ける嫌いはあるが、それはいたしかたのないことと思える。とりあえず、ひととおり全体を確認するのには役立つ。

  • 中国の三国時代に蜀の宰相であり、また類まれな戦略家であった諸葛孔明。三国競合のうちにあって最も劣勢であった辺境の国を支えたその空前の智略と、時代を超えて生きる人物像に迫る。(親本は昭和39年筑摩書房刊、1985年文庫化、15版)
    ・一 外戚と宦官
    ・二 群雄の割拠
    ・三 曹操と劉備
    ・四 孔明の出身
    ・五 草廬の三顧
    ・六 曹操の南征
    ・七 赤壁の戦
    ・八 荊州の占領
    ・九 益州の征服
    ・十 漢中の占領
    ・十一 荊州の失陥
    ・十二 劉備の即位
    ・十三 劉備の敗軍とその死
    ・十四 呉との国交回復
    ・十五 孔明の南征
    ・十六 出師の表
    ・十七 孔明の北征
    ・十八 五丈原
    ・十九 孔明の人物
    ・諸葛氏略系
    ・参考文献
    ・あとがき
    ・諸葛孔明年表
    ・文庫版のあとがき
    ・解説 後藤均平

    個人的には、文体が合わず読みにくかったが、得るところも多い。古い本であるが古典として読む価値がある。著者の独自の説法として、類似の日本史の事象をさしはさむというクセがある。(解説で後藤先生が触れられている)なかなか上手い例えであるが、好みが分かれるかもしれない。
    本書は、ちくま文庫(2011年刊)からも刊行されており、現在ではそちらの方が手に入れやすいかもしれない。

  • 4122012759 282p 1990・6・30 15版

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