言語姦覚 (中公文庫)

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著者 : 筒井康隆
  • 中央公論社 (1986年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122013216

言語姦覚 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  •  「歌謡曲の奇妙なイメージ」ではアグネス・チャンの『草原の輝き』と聞いて、著者は『宋・元の輝き』であると聞こえるらしい。確かに、歌手の出身が香港ならば頷ける。相変わらずバカである(笑

  • 表題作がまた秀逸な出来の筒井康隆珠玉のエッセイ集。本当に特異な言語感覚。最近じゃ、ちょっとやそっとじゃ見つけられない本当のユーモアを持っている人ってこういう人かもしれない。同じくハナモゲラ語を自由自在に繰り出すタモリとも古くから交友があるとのことで、こういう界隈の人たちに備わる社会から逸脱したスマートさ?みたいなものを感じる。でも決してそれは冷たくて無機質なものじゃなくて、ぶきっちょな親しみ深さというものも多分に含まれている気がする。

  • 現代の言語感覚に物申すという内容の一冊です。 私自身も気を付けなければいけないと思う反面、神経質になり過ぎではと疑問符の残る側面も有りました。 こういった作品もたまには読んでみるのも良いと思います。 ちなみに手持ちの本書は著者の直筆サイン入りです(笑)

  • (あのですね)誰もが日常さりげなく(その時点で)口にする表現を(ひとことで言って)研が澄まされた(やっぱり)言語感覚で分析し(どうも)そこにひそむ心理を(わたしって意外と)容赦なくあばく(極端にいえば)恐怖の現代日本語考(と言いたい)ことばは怖い、怖いはことば

  • この本は、本屋で見て一目読みぼれして、すぐに買いました。なんといっても、冒頭の「現代の言語感覚の分析」が面白かったからです。よく口にする言葉「あのですね」「どうも」「そうですね」などが、使用シーンや感情で分析されています。

    そして、この本を買ったおかげで、マリオ・バルガス・リョサの「緑の家」を知りました。緑の家の紹介文をぜひ読んでみてください。必ず読みたくなること請け合いです。

    A型社会の弊害、タンク・タンクロー讃、オールタイムベスト10など、他にも読みどころが満載です!

    詳しくは http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120727/1343383324

  • やはり言語感覚が普通じゃないな、と。

  • 何がなんだかわからないまま始まって、何がなんだかわからないまま終わるというのが筒井康隆のいいところだが、後半はエッセイという事もあり、地に足のついている印象。
    筒井康隆ももう50以上は短編、長編読んでいると思うのだが(家にある為)また久しぶりに長編でも読みたくなった。
    最近はどういう小説書いてるのかな。
    相も変わらず何がなんだかわからないまま始まって、何がなんだかわからない終わるものを書いていて欲しいな、と思う。

  • 現代の言語感覚、というものにほとんど神経質な攻撃を加えるエッセイ。何とも面白く、これが二十年以上前の本だというのも興味深い。他には芝居に関するエッセイや、『虚航船団』周辺の何やかや。

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(あのですね)誰もが日常さりげなく(その時点で)口にする表現を(ひとことで言って)研が澄まされた(やっぱり)言語感覚で分析し(どうも)そこにひそむ心理を(わたしって意外と)容赦なくあばく(極端にいえば)恐怖の現代日本語考(と言いたい)ことばは怖い、怖いはことば

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