- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122013773
感想・レビュー・書評
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この二人めっちゃ好きです。
本を通して二人の会話など見れたのは非常に新鮮でよかった。
改めて三島由紀夫を尊敬している人は当時では非常に多かったのだろうと思う。
二人の会話で泉鏡花の本を非常に読んでみたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三島由紀夫と生前個人的に友好があり、文学においても互いを尊敬しあう仲である筆者が語る三島由紀夫と三島文学。
生前のエピソードとか、もう、たまらんです
三島由紀夫が盾の会を設立したり、自衛隊に入隊したときに、筆者は
「いつの間にか貴兄もずいぶん遠いところへ行ってしまわれたような気がします」
と手紙を送ったそうです。
それに対する三島氏の返事は以下の通りなのですが
「いろいろ近作にお目とほしいただいてゐて恐縮ですが、その感想によりますと、澁澤熟から破門された感あり、寂寥なきをえません。小生がこのごろ一心に『鋼鉄のやさしさ』とでもいふべきtendernessを追及してゐるのがわかつていただけないかなあ?」
なんか、三島氏の文学に似ず、ものすごく感傷的で人間くさい文章だなあってほろりとしちゃいました。 -
ん〜〜〜!実に残念!!表装…カバー写真がないですね…。<br>これは非情に貴重?は【デ・ラランデ邸】の在りし日の姿なのに…。この洋館は旧三島食品(のちのカルピス)の建物で、三島の【鏡子の家】のモデルになった歴史的建造物。<br>しかし…私のお気に入りの書物…表装画像がないものが本当に…多いなあ。