夜になると鮭は… (中公文庫)

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制作 : 村上 春樹 
  • 中央公論社 (1988年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122014817

夜になると鮭は… (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 彼にとって鮭ってなんの象徴なのかしら…。たしかもう1つ鮭を扱った短編があったような…。
    昔新潟へ旅行に行ったときに、天井一面にたくさんの鮭が吊るしてある自宅兼店舗のお店に行ったのを思い出す。鮭が干してあるから、雪が積もった真冬でも暖房をつけられないのだそう。「私たちは鮭よりも“位”が低いのです。」と作務衣を着た店主が言っていた。それを思い出した。
    最近カーヴァーを立て続けに読んだので、次は他の作家を読もう。

  • 最近自分の中でカーヴァーが流行っている。今は絶版になっている文庫を古本屋のワゴンセールでゲット。『夜になると鮭は…』ってもうこのタイトルだけで期待できるよね。今回は短編だけでなく詩もおさめられておりカーヴァーの世界観をより感じられる。ブローティガンと藤本和子の相性がよかったようにカーヴァーは村上春樹との相性がいいね。『愛について~』と『僕が電話をかけている場所』くらいしか読んでないのでこれから読みつぶしていこうと思う。余談だけれど、『愛について~』にしても『僕が~』にしても他の作家がタイトルをもじっているものが結構あるね。

  • 初レイモンドカーヴァー。

    日常の些細なとげ、歯の間に挟まってとれそうでとれない。
    そんな感触の物語。

    “犬を捨てる”がフェイバレット。

  • 短編集。どれもアメリカの田舎の話。

    特に男が犬を捨てる話が好きでした。男の心の変化が読んでいて笑えて、同時にわかるなーっとも思った。

    最後の村上春樹さんのカーヴァーへのインタビューも良かった。

  • 短編と詩。セムラに、兵士のごとく勇ましく、はかわいい小品の詩

  • 切り取られたありふれた日常の一部分。キャラクターの台詞だったり、私はそれをどこか身近に感じます。小説はさっぱりとした文体で、読んでいて自分の中であれこれ思いを巡らせて読むことができました。この小説のポイントは、最初に申し上げた通り、"ある一部分を本当に切り取っただけ"なのだと思います。だから一つのストーリーが終わったあとも自分で想像する。彼はあのあとどうなったのだろう? みたいな具合に。 訳者が村上春樹さんと云うことで、表現はとてもしっくりきました。いつか洋書の方を読んでみたいです。 ちなみに詩はタイトルのものがすきです。 鮭が川を飛び出す夜、その一瞬に少しのロマンティックを感じます。

  • レイモンド・カーヴァーの短編小説、詩、インタビューが収められた一冊です。

    夜になると鮭は川から町にやってきて、人知れずこっそり遊びまわるが、やがて鮭も川へと戻り、いつもと同じつまらない朝が人々の世界にやってくる。
    そのように、耳で聞こえるわけでも、目で見えるわけでもないけれど、確かに存在する「変化」を描いた作品が多いように思いました。
    生きるということは前進するしかないのだ、ということを強く感じる一冊でした。

  • 村上春樹の訳本の一つ。
    あまり面白くない。特に後半の詩。
    村上春樹が翻訳した本は数少ないから、ひとつぐらいは読んでてもいいかな・・・

  • 怠惰な日常。その中の一瞬。
    「犬を捨てる」の締め方が簡潔で好きだ。
    詩も収録されているけれど、原文で読みたい残念。

    私は村上春樹の文章が苦手で、キャッチャー・イン・ザ・ライを読み始めてもう半年以上経つ一方、この本はすらりと読めた。短編だからかな。

  • 高校の時に読んだカーヴァーの初本。
    何度も何度も読んだ。

  • 070906(m 不明)
    091221(a 091228)

  • タイトル作とか好きです。詩の方が好きかな。でも、村上春樹の訳す本て、どうしても村上春樹本人の作品になってしまう気がするね。

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夜になると鮭は… (中公文庫)の作品紹介

寡黙な謎の作家カーヴァーの短篇・エッセイ・詩。村上春樹によるインタヴュー・作家論を付す。

夜になると鮭は… (中公文庫)の単行本

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