古本綺譚 (中公文庫)

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著者 : 出久根達郎
  • 中央公論社 (1990年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122016958

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古本綺譚 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 第一章の古本屋のエピソードが良かった。
    他は自分の好みではなかったが、芦原将軍が実在した人物であることを知ってびっくり!

  • 取り立ててすごいでもない古本屋の面白エピソードがメインなのだが、不思議と坂口安吾の短編でも読んでいるかのような独特の叙情感が有る。どこかに連載されていたのだろうか。半ばに突然出てくる「芦原将軍研究」はサブカルの人はもちろん、夢野久作、筒井康隆、赤瀬川原平などを読み込んでいる人には必須であろう(それがサブカルか)。全編を通じてつげ義春の漫画に自然と変換される。

  • 事実は小説より奇なり。古本屋だった彼がその後どうなるか。人生わからないものである。

  • 06'09'21購入。古書店を経営する著者氏の、古書にかける情熱が伺えて楽しい本。第?〜?章から為り、?章は『狂聖・芦原将軍探索行』と題して、幕末〜昭和(初期)を生きた実在の人物(精神病患者)を、一冊の左翼本に隠された事実を紐解きつつ、詳らかにしている。これは、ひじょうに面白かったです!芦原将軍が実は板垣退助暗殺未遂事件に関与してたとか、幸徳秋水の大逆事件に与していたとか…?!読みながら、ほんとかよーと疑心暗鬼でしたが、やっぱりフィクションなんでしょうかね?<br>その事実を知る者はいない.

  • 古本業界に集まる人々の、なんとも業深いエピソードたち。

  • 一頁目の
    「この世にあって誰も見たことがないような本を掘りだしたいと、凄いような奇跡を夢みているのが愛書家で、
    そういう本を入手して売って儲けたいと、常にまじめに考えているのが古本屋である」
    という一文に惚れて購入した。

    三部構成で、1部はエッセイとも短篇とも取れる古本屋の物語、
    2部がかの狂聖・芦原将軍をめぐる古本屋と愛書家の話、
    3部が古本にまつわる話、といったところ。
    個人的には3部の目録と古本に挟まっている紙くずの話が面白かった。

    そう言えば、かなり前の話だが、古いハヤカワJA(眉村卓だったかな?)を手に取ると、
    自然にページが開く。栞代わりに何か挟まっているのはよくあることだが、
    なんとそこには20年以上前のものと思しき葬式の写真が!
    ぎぇぇぇ〜
    さすがにぞっとして買うのをやめる(『猫城記』だったら買ってたかも(笑))。
    話は逸れたが、まぁ、ざっと読み終わるし、書痴は読むべし。

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