朝鮮戦争―米中対決の原形 (中公文庫)

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著者 : 神谷不二
  • 中央公論社 (1990年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122016965

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朝鮮戦争―米中対決の原形 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • ハルバースタムの、コールデストウインター、朝鮮戦争と、改めて読み比べておりますが、1966年の時点で、ここまで状況や事実を整理された、神谷先生の慧眼に、脱帽であります。
    もし叶うことなら、神谷先生に、ハルバースタムの本の書評を御願いできればと思いますが、それも、叶わぬ夢であります。

    この夏、話題となったプロレス国会等にご興味ある方にも、いまから70年前に朝鮮半島を舞台に、米国と中国の間で、何があったのかを知っておくことが、必要かと思う次第。
    お勧めの一冊であります。

  • 「アジア政治社会論ⅠB」の参考書として通読。
    朝鮮戦争と言えば、日本に特需景気[軍需景気]をもたらしたことで記憶している人も多いことだろう。しかし、(カッコつきの)「国連軍」が戦った戦争であり、また、GHQ総司令官だったマッカーサーが解任された戦争でもあり、そして、未だにアジアに息づく冷戦の原因でもあるこの戦争は、不思議なほどに理解が浅い。史実を基に織りなされる物語は、今なお新鮮である。

  • 日本における朝鮮戦争研究の第一歩というべき本。
    現在の感覚ではなかなか理解できない戦後の、日、米、韓、北朝鮮、中国、ソ連の関係。日本の中でも、米国帝国主義に対してソ中の共産主義の理想にあこがれる人々が少なくなかった。
    そのような状況の中、当初米国は朝鮮半島での有事には介入せずとの国家方針を持っていたが、韓国からの要請、共産圏拡大の脅威からなし崩しに参戦。国連軍の名のもと、勢いで半島統一目標を掲げるまでにもなってしまうが、中国参戦で形勢逆転。戦線は行ったり来たりするなか、非常に政治色の強い戦争となっていく。
    マッカーサーの思惑と、本国との乖離。米国の思惑と韓国の思惑。台湾を意識しての中国の判断。現代の政治駆け引きとは比べ物にならないほどの緊迫。
    しかしながら、敵が明確であった当時よりも、複雑になりすぎた国家関係の現代の政治の舵取りの方が困難であることだろう。

  • 4122016967  229p 1995・6・10 4版

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