月夜の魚 (中公文庫)

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著者 : 吉村昭
  • 中央公論社 (1990年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122017399

月夜の魚 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 人間模様が楽しいし、怖い。

  • どれも死に関係する話だが、メロドラマ性がていねいに排除されていて読みやすい。情景描写が秀逸。

  • 最終編の「改札口」について
    男の暗い嫉妬が全編に漂う。
    愛されていない妻という名の女は、心を犯されることもなく、玩具のまま道端に置き去りにされるだけ。
    愛を共有することを知らない哀れな男と女は、悪意の共有でだけ繋がる。その悪意は改札口から吐き出される疲労のように下水道に流れ込む男と女の汚水。
    吉村昭の真実を持たない男女の不毛を垣間見る1篇。

  • 私小説入りの短編集。離婚と死がテーマの作品ばかりで少し重かったな。
    やや説教くささを感じるものの衒いなく描かれる死に清々しさをかんじた。
    「行列」「黒い蝶」「改札口」がよかった。

  • 吉村昭さんがマイブームなので。
    短編集。生と死を考えさせられる。なんというのか、読んでいて心に染み入る文章。

  • 吉村昭は長編よりも短編小説を好むという。この短編集は私小説やフィクションを含めた11話が載る。彼の作品は細かい描写もあるけれど、盛り上がりより退き際が光るなぁという感じ

  • 2011.7.8(金)¥231。
    2011.8.3(水)。

    短編集
    行列(月刊ペン s44.2)、蛍籠([蛍]を改題、月刊ペン s45.6)、夜の海(婦人の友 s46.4)、黒い蝶(小説サンデー毎日 s49.5)、月夜の魚(野生時代 s49.8)、弱兵(風景 s50.1)、雪の夜(野生時代 s51.1)、位牌(野生時代 s51.11)、干潮(野生時代 s52.5)、指輪(野生時代 s53.1)、改札口(野生時代 s53.6)、あとがき。解説.奥野健男。

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