裸の字 (中公文庫 な 2-4)

著者 :
  • 中央公論新社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 9
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784122017542

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ご近所の方に散歩中にいただいた本。
    「近くの教え」を書かれておられ、我が家に遊びに来られたときに私の下手な書を見て、どこか似ていると思ってと、恐縮の言葉を添えていただく。

    「字はもともと裸だ。書くということは裸に着物を着せることだ。抽象が具体になることだ」、今回この本を手にして、「書」というのは、字面だけではなくじっくり相対すると、中に書かれている言葉、なぜか内容まで読み取ろうとする。

    ページをめくりながら、じっくり、じっくり、時間をかけて展覧会の会場を巡るごとくゆっくりと歩む。

    ・じようずはへたのてほんあり へたはじようずのてほん也
    ・一寸光陰不可輕
    ・志気之師也氣體之充也
    ・吾道以一貫之
    ・凱風快晴
    ・有朋自遠方來不亦樂乎
    ・形問影何従
    ・十目梘十手指
    ・日出でて先ず髙山を照らす
    ・曲肱枕之
    ・天不容偽
    ・一花開萬國春

全1件中 1 - 1件を表示

中川一政の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×