さよならは2Bの鉛筆 (中公文庫)

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著者 : 森雅裕
  • 中央公論社 (1991年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122018044

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さよならは2Bの鉛筆 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • この本との出会いのきっかけはEPO。当時聴いてたアルバムに同名の曲があって、そのライナーノーツに「本屋で目にして、印象的なタイトルだったので…」とEPOがコメント。そこから‘元ネタ’をたどったというわけです。

    曲自体はタイトルの響きからイメージを膨らませて、ストーリーは無関係という話ですが、過ぎ去った夏をうたった切ないメロディーは、不思議とこの本の世界に通じているように感じたっけ。

    横浜の音楽系の学園に通う女子高生が主人公。本を最初に手にした当時、地方の高校に通っていた私にとって、あこがれるにもあまりに自分から遠すぎる別世界を、彼女は生きているように見えました。都会の高校生って、みんなこんなに大人なのか?真面目にショックを受けたウブすぎる自分を思い出すだに恥ずかしい…

    カテゴライズするとバリバリのシティ派ハードボイルド、かな。素直じゃないセリフをはき、心に嘘をつけず、まっすぐ突き進むしかない…そんな不器用なキャラクターのオンパレード。そこに‘ハイティーンの女子’が持つ、独特な清潔感(おちぶれた元刑事とかいつも酔いどれてる探偵とかには絶対に漂わない雰囲気!)がのっかることで、とても個性的なハードボイルドヒロインが誕生している。切ない恋心までもがスパイスになるハードボイルド、ちょっと他では味わえない作品。大人になった今読んでも、かなりきゅんときました。

  • 私の中では鮎村尋深と双璧をなすお気に入りキャラ、鷲尾暁穂。さらにその上を行く鷲尾幽穂、並みの男では太刀打ちできないハードボイルドな女たち。いいなぁ。

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