潤一郎訳 源氏物語〈巻4〉 (中公文庫)

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著者 : 紫式部
制作 : 谷崎 潤一郎 
  • 中央公論社 (1991年9月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (575ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122018419

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潤一郎訳 源氏物語〈巻4〉 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 第2部最後、源氏の晩年と第3部冒頭、宇治十帖の最初の方までが入ってます。この物語の陰の主役だと思ってるムラサキ姉さんが亡くなり、失意のヒカルさんは情けない感じ。さらにどうしようもないカオル君の物語も始まって、陰鬱なこの小説の本領発揮な感じがします。

  • 紫の上を失う源氏はもちろん、最愛の人と死別して哀しむ人々の姿が丁寧に描写されているのが印象的な第4巻。

    いつか別れるとはわかっていたのにその瞬間の哀しみに気が狂わんばかりに涙をこぼす登場人物それぞれに感情移入してしまいました。
    故人との出来事を思い出して自分はあの時なんであんなことしてしまったんだろうと後悔する姿に我が身をつまされる思いがしたり…。

  • 柏木~総角.光源氏の死と宇治十帖(の一部).最初の頃と比べて全体的に重苦しい印象.だけどそれがいい.

  • 柏木から総角まで。二部と三部が入れ替わり、ダイナミックな巻でした。夕霧と雲居雁の夫婦喧嘩がかわいい。しかしここでも原文でも「一条の宮」と呼ばれている落葉宮様、何故「一条の宮」が定着しなかったんでしょうね。一条の宮というと御息所(落葉宮の母)と紛らわしいからでしょうか。御法では紫の上が死んでしまいやはりショックでした…。匂宮三帖も味わいあっていいです。紅梅好きです。竹河はほかの作家の訳でも苦手でしたけどやっぱりちょっと苦手かなあ…玉鬘にそんなに思い入れがないというか。
    待ってましたの宇治十帖、宇治の深さと侘しさ寂しさ、趣のある雰囲気などはさすが美しい訳ですね。薫は頼まれてもいない世話を焼いてそれを盾に大君に迫ってる感じが陰湿ですね。彼…いいやつとは思えないんですが。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    谷崎潤一郎という現代の代表的な作家のひとりが翻訳したというので、それは国文学者の専門的な仕事とは異って、一般の読者の注意を喚起し、そして、『源氏物語』は突然に、現代文学になった。それまでは、恐らく我国の古典小説で、現代文学同様に迎えられていたのは、西鶴と秋成だけだったのではなかろうか。しかし、ひとたび、『谷崎源氏』が世に行われるに及んで、空蝉や夕顔や浮舟やは、アンナ・カレニナやボヴァリー夫人らと同じように、私たちの身近のものとなったのだった。

    谷崎源氏の決定版。第4巻。(レビュー前)

  • 内容紹介:谷崎潤一郎という現代の代表的な作家のひとりが翻訳したというので、それは国文学者の専門的な仕事とは異って、一般の読者の注意を喚起し、そして、『源氏物語』は突然に、現代文学になった。それまでは、恐らく我国の古典小説で、現代文学同様に迎えられていたのは、西鶴と秋成だけだったのではなかろうか。しかし、ひとたび、『谷崎源氏』が世に行われるに及んで、空蝉や夕顔や浮舟やは、アンナ・カレニナやボヴァリー夫人らと同じように、私たちの身近のものとなったのだった。 (「BOOKS」データベースより)

    資料番号:011212222
    請求記号:913.3/ ム/ 4
    資料区分:文庫・新書

  • 源氏の衰えから宇治十帖の前半。もう近代小説のよう。

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