言い触らし団右衛門 (中公文庫)

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著者 : 司馬遼太郎
  • 中央公論社 (1993年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122019867

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司馬 遼太郎
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言い触らし団右衛門 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 司馬遼太郎の小説の数少ない未読の一冊。
    短編5作品だが、長編ほどの盛り上がりがなく、いまいち。

  • 大河ドラマ「真田丸」に登場した塙団右衛門が主役の話が表題作.他に後藤又兵衛を描く「売ろう物語」など全5編.
    どちらかというと,この著名な2名が主人公の話より,ひょんなことから「橙武者」薄田隼人正の子孫であることを詐称することになる「岩見重太郎の系図」や幕末の天誅組騒動に巻き込まれる「おお,大砲」のように,市井の人(主に下級武士)の思わぬ運命の転換を描いた話の方が面白かった.

  • 真田丸を観てるので、塙団右衛門と後藤又兵衛の短編を読んでみた。

  •  大河ドラマ「真田丸」の残りわずかな放送回数を大変寂しく感じている今日この頃です。そんな中、木札の名刺を配っていた塙団左衛門を主人公とした表題の「言い触らし団左衛門」。このおっさんはかなり面白い!例えば大坂冬の陣の夜襲で3人一組で戦うという戦法を編みだしたのは団左衛門。後に大石内蔵助が討ち入りに採用します。「売ろう物語」は5人衆の一人、後藤又兵衛の物語。武名を上げていたこのおっさんは、一時期乞食に身を落としていた…。
    「おお、大砲」は冬の陣で淀殿をビビらせたあの大砲は、後に家康が大和高取藩に与えたもので、幕末にもう一度活躍することになる…。その他2遍の短編集。冬の夜長におすすめします!
     

  • どの話も面白かった。お陰で正月も退屈しなかった。史実と創作を織り交ぜた中に封建批判など作家独自の鋭い目線も感じさせつつ、ひっくるめて優良エンターテイメントになっているのがすごいと思う。とりあえず面白い本読みたいってとき最近は司馬遼太郎か池波正太郎か松本清張にしている。

  • 司馬遼太郎の短編集。5編のうち4編は既読でがっかり。

  • 乱世を懸命に生きる男たちの、その生き様と死を、
    いい意味であっけらかんと取り上げた短編5編。

    人間の欲や恐怖なんて昔も今も変わらないもので、
    その生々しさを、「時代劇」という形でデフォルメすることによって、
    明るく哀しく滑稽な物語に仕立て上げている印象を持った。
    軽快・明快な語り口は爽快ですね、
    今はやたらまどろっこしい文章書く作家さんも多いですし。

    個人的には、「おお、大砲」という、
    かつて徳川が合戦で用いたという大砲の管理に任命され、
    その誇りと伝統を守ってきた一族が、
    平和な世が続くにつれて中味を失っていき、
    そこにひょんなことから婿入りさせられた男の奮闘記、
    が、一番好きだった。

    それから、「専門」があるというか、
    「手に職」のある男はほんとにかっこいいね。
    ここぞという時の確かな一手、それはその道のプロじゃないと産み出せない。

    しかしこれ、中年男性が好むのが凄く良く分かるな。

  • 「男というものは、自分の才能を世に問うためにうまれた生物である。才能の場を与えられぬほどのかなしみは、他に類があろうか。」ー言い触らし団右衛門ー
    乱世を懸命に生きる男たちの短篇集。加藤秀俊の解説も含蓄有り。

  • おのれの武芸才能を主君に認めてもらうにはPRが一番と、
    ひたすら売名に専念した塙団右衛門の珍妙な物語をはじめ
    戦国末から江戸にかけて活躍した豪傑後藤又兵衛
    岩見重太郎ら、乱世を懸命に生きる男たちの豪快な
    生と死を著者独自の視点から取り上げた面白さ
    無類の短篇5篇なかなか、読みやすく面白いです。

    2008.10.25 読了!

  • 『言い触らし団右衛門』

    『岩見重太郎の系譜』

    『売ろう物語』

    『雑賀の舟鉄砲』

    『おお、大砲』

     1996年5月31日読了

  • 女が男に惚れるのも、男が男に惚れるのも、司馬先生がやると厭味がないからいい。

  • 大阪の陣で散った豪傑を中心とした短編集。あまり主人公とはなりえない人物が取り上げられていて面白い。特に司馬遼太郎さんが描いた塙団右衛門は痛快な人物だ。

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言い触らし団右衛門 (中公文庫)の作品紹介

おのれの武芸才能を主君に認めてもらうにはPRが一番と、ひたすら売名に専心した塙団右衛門の珍妙な物語をはじめ、戦国末から江戸にかけて活躍した豪傑後藤又兵衛、岩見重太郎ら、乱世を懸命に生きる男たちの豪快な生と死を著者独自の視点から取り上げた面白さ無類の短篇五篇。

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