中国傑物伝 (中公文庫 ち 3-20)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122021303

感想・レビュー・書評

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  • 2020/3/19読了
    単独で歴史小説の主役を張れそうな中国史上の“傑物”が総勢16人。取り上げられていた“傑物”の一人で、耶律楚材を主人公にした、同じく陳舜臣著の『耶律楚材』が欲しくなって、5月にブックオフで購入してしまった。

  • 陳舜臣の作品はやはりいい。「傑物伝」という表題に英雄物の劇画的印象が拭えず違和感を感じながら読み始めたが、作者もそのことについては後書きで一言触れている。陳舜臣の中国歴史ものに匹敵するのは塩野七生のローマ史ものかと思うが、出生も含め筋金の入り方と描く対象の二千年と五千年の差、そして何よりも教訓的解説をせず透明な文章に見識の深さが滲む文体の陳に分があると思う。勿論塩野が駄目というのではなく西洋と東洋の差もあるので仕方ない。

  • 全1巻

  • 個性あふれる英傑の短編集。
    陳舜臣の本のデータが少なく、「奇人伝」、
    バックグラウンドを発揮された味わい深い推理小説、陶展文シリーズがこちらのデータにないのは哀しいです。
    新装版が出ないので、文字も小さいのもネックです

  • 闌??。縲∝ュ占イ「縲∝曹荳埼沂縲∝シオ濶ッ縲∵シ「縺ョ螳」蟶昴?∵峪謫阪?∬興蝣??∝シオ隱ャ縲?ヲョ驕薙?∫視螳臥浹縲∬?カ蠕区・壽攝縲∝渇蝓コ縲?┓蜥後????イサ蟶昴?∝キヲ螳玲」?縲?サ??繧貞庶骭イ縲ゅ≠縺ィ縺後″縺ョ縲悟q迚ゥ縺ィ縺ッ縲∝スシ縺ォ縺ィ縺」縺ヲ蟷ク縺帙↑繧峨*繧区凾莉」縺ォ逕溘∪繧後≠繧上○縺溷ョソ蜻ス逧?ココ迚ゥ縺ィ縺?▲縺ヲ繧医>縲ゅh縺乗ュエ蜿イ荳翫?縺吶$繧後◆莠コ迚ゥ縺ォ蟄ヲ縺ケ縲√→縺?o繧後k縺後?∵ュ」逶エ縺ェ縺ィ縺薙m縲∫ァ√?蠖シ繧峨↓蟄ヲ縺ー縺ェ縺代l縺ー縺ェ繧峨↑縺上↑繧九?縺ッ縺泌?闥吶j縺溘>縲ゅ?阪▲縺ヲ縺ョ縺ョ諢丞袖縺悟ー代@繧上°繧九h縺?↓縺ェ縺」縺ヲ縺阪◆豌励′縺吶k縲

  • 歴史家としての陳舜臣が堪能できる作品です
    越王句践に仕えた范蠡から辛亥革命時の孫文の盟友であった黄興まで中国史上において突出してみえる人物を16名取り上げています

  • 俺が身の回りのドタバタで内容を覚えていないだけ。。ごめん。陳さん。

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著者プロフィール

1924年-2015年。神戸市生まれ。大阪外国語大学印度語部を卒業し、終戦まで同校西南亜細亜語研究所助手を務める。61年、『枯草の根』によって江戸川乱歩賞を受賞し、作家活動に入る。その後、93年、朝日賞、95年には日本芸術院賞を受賞する。主な著書に『青玉獅子香炉』(直木賞)、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』(日本推理作家協会賞)、『実録アヘン戦争』(毎日出版文化賞)、『敦煌の旅』(大佛次郎賞)、『茶事遍路』(読売文学賞)、『諸葛孔明』(吉川英治文学賞)、『中国の歴史』(全15巻)などがある。

「2018年 『方壺園 ミステリ短篇傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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