蔵〈上〉 (中公文庫)

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著者 : 宮尾登美子
  • 中央公論社 (1995年7月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122023598

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蔵〈上〉 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 昭和初期の日本酒の蔵元を舞台にした小説。
    主人公の烈という女性が成長してゆく様子が描かれている。由緒正しい家に生まれたが、幼くして視力を失った烈のわがままぶりに上巻は辟易とさせられるが、徐々に自覚が芽生え、自立してゆく。
    始めは方言を難しく感じるが、慣れてくればすいすいと読めるようになる。寒そうな越後の酒蔵の描写はとても良かった。また、家族につぎつぎと不幸が襲い掛かり、それぞれ葛藤を抱えながらも周りが優しい。父の省造の世間体を気にしすぎる様子にはいらいらさせられるが、おばの佐穂の人間性は感動的である。
    さいごはややハッピーエンドにまとめすぎたか。後味がよく仕上がっている。

  • 今は、下の途中です

    上は、いろいろ思う節があった
    父の生き方。列の生き方。さほの生き方。
    みんなの生き方。それぞれ違う。

    列は不治の病を抱えて、幼い頃から、
    おびえて生きている。
    列は幼いながらも、とてもしっかり物事を考える。
    私も列みたいにたくましくなりたいと思った。

    方言の表記ばかりのため、読みにくいところもあり、少し地味な印象を覚える。
    だが、地味な中にこそ繊細さ、物語の美しさを感じる。

    以上、高校一年生からの感想でした。

  • 下巻にて記載。

  • 話の内容よりも新潟方言が気になる。どうにも私には読みにくい。

  • すいません。挫折しました

  • おっとりとした新潟の方言と、淡々とした筆者の筆づかいによって描かれる田乃内家の年月は、残酷なまでに冷ややかに流れる。一つの家の歴史を俯瞰して眺めるように読み進むと、運命の歯車とか、人生の分岐点という言葉がどうしても頭に浮かぶ。烈の絶望と佐穂の悲しみはこの先どこに向かうのか、下巻が楽しみというより、心配である。

  • 高知、新潟などを舞台とした作品です。

  • 単行本で借りた後、自分で購入。
    古本。

  • 宮沢りえが烈を演じるのを見てみたかった。

  • 新潟の地主で蔵元の家の一人娘として生まれた田之内烈は、聡明で美しいが徐々に視力を失う病に侵されていた。病弱な烈の母賀穂に変わって烈の世話をしている賀穂の妹の佐穂は、烈の父意造に思いを寄せるが、意造は若い芸者のせきと再婚し男の子に恵まれる。

  • 実は、下も読んだけど、めんどくさいから、上だけで。

    もともとは、NHKのTVドラマで見て、気に入って、原版(というか小説)を読むことに。

    日本の文学作品というのは、どうしてか、こう暗いイメージがあるのだけれど、その中にある繊細さが美しい と最近思うようになったり。

    方言が頻繁に出てくるのもうちにとっては魅力の一つだが、何より、主人公の凛とした生き様、そのほか、登場人物のキャラクターやその背景が、舞台である「蔵」を通して、繊細に描かれているのが、すごく魅力的。

    後に、酒屋で働くことになったうちにとって、ちょっと助けになったりも・・・

    烈のようにまっすぐに強く生きたい と思った。

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