日本の古代〈3〉海をこえての交流 (中公文庫)

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制作 : 大林 太良 
  • 中央公論社 (1995年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122025004

日本の古代〈3〉海をこえての交流 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 中公文庫版の日本の古代 第3巻
    海をこえての交流がテーマ
    古代では舟を使っての移動が意外なほどスピーディで大量の物資を運べる手段として活用されていました。
    大陸と日本列島の交流も朝鮮半島から対馬経由で九州というルートを想定しがちですが、海が陸地の道以上に移動が容易と言うことを考えると、広く日本海沿いの地域はどこでも大陸に繋がっていると言えます。
    国内でも海路を利用して現代人が思っている以上に各地で交易が盛んでした。
    和歌山と千葉の言葉、地名や生活様式がよく似ているのも地域属性が似ていることもありますが、頻繁な交流があったからに違いがありません。

    本書で興味を引く部分は
    ○古代の港の立地要件についての考察
    ○古代船のの能力
    ○日本海、東シナ海、オホーツク海を通しての交流のありかた
    と言ったところでしょうか。

    不思議なことに、中世から江戸時代にかけての日本史では他の国との交流はそんなに意識する必要もないのに、古代史を理解するには、東アジア全体の中での日本を意識する必要があるのです。

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