新選組血風録 (中公文庫 し 6-43)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (635ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122025769

感想・レビュー・書評

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  • 高校時代、授業中教科書の影に隠して、机の下に隠して、あらゆる手段を用いてこっそり読んでいたのがこの本です。後にも先にも、そんな荒業を用いてまで読みたいと思ったのはこの本だけです。大好きな新撰組の話が大好きな短編の形で大好きな司馬遼太郎氏によって書かれている、比類なき一冊です。ちょっと興味があるという人も、もっと深く触れてみたいという人も、どちらも同時に満足させるちょっと他にはないタイプの本だと思います。是非一度ご賞味アレ。

  • 短編集の新撰組。『燃えよ剣』とはまた違った新撰組の姿が見える。
    沖田が主役の短編がなかなかに面白い。近藤・土方・沖田の仲の良さが微笑ましい。「菊一文字」の沖田がほんとにらしい。
    「虎徹」の近藤は一見頑迷に見えるけどそうでないのが良い。「油小路の決闘」での近藤・土方の伊東に対する認識に納得。「池田屋異聞」の山崎が良い。「長州の間者」は土方と山崎の遣り取りが好き。
    短編だからこそ色々な角度から隊士達の姿が見える気がする一冊。

  • 新撰組の逸話を集めた本。お梅さんに振り回される鴨さんと総司の恋がすごくよかったなあ〜。

  • オムニバスなので、読みたい時にサクっと読める。近藤、土方、沖田が良い味出しすぎだ!

  • 私はとくに前髪の隊士のやつが好きです。
    昔『御法度』という映画でやってました。ちょっと危ないですよ(笑)

  • 凄く面白い。新撰組初心者の自分でも楽しめた。少しは新撰組のことをわかった気になれる一冊。

  • この一冊で新選組の3パーセントがわかるかも。

  • 初めて読んだ新撰組小説。
    これを読まずして語れません

  • 『御法度』を観る為に読みました 新選組には全く興味がなかったのに、読後は好きにさせられてました

  • 新撰組の短編集で、見物ですよ!

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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