まんが道 (1) (中公文庫 コミック版 ふ 2-26)

著者 : 藤子不二雄A

• 中央公論新社 (1996年6月18日発売)

感想・レビュー・書評

[dokutokuさんの感想 · 2024年2月25日]

クールジャパン。マンガが日本の誇れる文化として、世界に打ち出そうと考え始めたのは極最近のこと。青年コミック誌が当たり前に出てきたのは1980年代。それまでは子供の娯楽でしかなく、教育の妨げと害悪視されるものですらあった。物語が始まる1940年代。マンガは存在感すら薄いものだったと想像される。そんな中、マンガが好きで好きでたまらない少年2人が登場する。手書きで連載誌を作った中学時代。雑誌の応募に投稿した高校時代。まんが道を駆け抜ける青春。夢を抱き、ひたすら好きなことに没頭する。求めたのはお金や名声ではない。

[harmonixyさんの感想 · 2019年9月8日]

まんが道１　藤子不二雄A　中央公論

まんが絵が好きな小学生の二人だ出会い
そのままコンビを組んだ稀有な人生を綴った話
これほど性格が違う二人が
一つの物語を紡ぎ出す面白さが作品に現れたのだろうか⁉
ドラえもんが好きで色々物色してきましたが
やっぱりドラえもんに勝るものはなさそうです

[stkmdfさんの感想 · 2018年11月4日]

熱量がスゲエ。時代感じるなあ。

[largeaslifeさんの感想 · 2018年10月12日]

久住氏の著書の中で、「日本人なら必読」とあったので、興味を持って集め始めた。
小さい頃『ハムサラダくん』という漫画があったが、それの原本にあたるのかな。

藤子不二雄Ａ氏の自伝的大河コミック、第一巻。
1970年から連載されたものらしいが、全く古さは感じさせない。

[more]
（目次）
あすなろ編

　第１節　まんが狂の少年
　第２節　驚くべき才能
　第３節　古城公園の決心
　第４節　反射幻燈機
　第５節　フリダシからやり直し
　第６節　ふたりだけのまんが雑誌
　第７節　肉筆回覧誌
　第８節　第一番目の読者
　第９節　革命的名作『新宝島』
　第１０節　巨漢劇河大介のリアル・まんが
　第１１節　『ロスト・ワールド』
　第１２節　待ちのぞんだ二つの便り
　第１３節　手塚先生のはがき
　第１４節　「漫画少年」に投稿
　第１５節　わだかまり
　第１６節　今度会う時は、プロ
　第１７節　『ユートピア』
　第１８節　心から描きたいまんがを
　第１９節　連載『天使の玉ちゃん』
　第２０節　大旅行の計画

立志編

　夢への旅立ち
　神様の努力
　徹夜
　小さな拳銃王
　手塚先生よりの手紙

まんが奥の細道　藤子不二雄Ａ

[kupangeさんの感想 · 2016年3月29日]

藤子不二雄Aの自伝的作品。フィクション交えながらも、漫画への目覚め、手塚治虫へのあこがれから漫画家を目指すまで。努力、才能、嫉妬。読んでいるこちらも燃えてくる。

[さゆさんの感想 · 2015年11月11日]

面白い！この漫画の面白さにとりつかれてしまった！！

藤子不二雄A先生の自伝的漫画。
夢に向かって歩き出した少年の胸の内が隠すことなく描かれていて、とても面白く読めた。

[ホトケさんの感想 · 2013年8月13日]

始めはオマケ漫画みたいなページ数。夢を持った2人の伝説の出会い！

[はちのさんの感想 · 2013年7月4日]

マンガ漫画の金字塔、誰もが知ってる……かはわからないけどこれを読まずしてマンガ漫画は語れない。ような気がする

みちおのコンプレックスは痛いほどわかる。些細な嘘や偽りが心に重くのしかかる。自分はちっぽけで、卑怯で、どうしようもない奴なんじゃないか、そんな思いがグルグルと頭の中を回る

何か一つのことに全てを注ぎ込むこと、天才凡才に関わらず全てはそこから始まるんだろう

[anagramshiさんの感想 · 2011年6月22日]

全14巻。
今集めている途中。

[Kさんの感想 · 2010年3月3日]

がんばりたいのにがんばれない。

前を見たほうがいいと分かっていても後ろを見てしまう。

明日に希望を持てない。


そんな気持ちになったときに読むと元気が出る漫画です。
いまこそ、読まれて欲しい漫画です。