まんが道 (4) (中公文庫 コミック版 ふ 2-29)

著者 :
  • 中央公論新社 (1996年7月18日発売)
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122026612

感想・レビュー・書評

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  • 新聞社の仕事が始まる。図案部への所属。得意なお絵描き。高い評価を得る。初のボーナス。月給の2倍に近いその額に母とともに歓喜する。マンガ描きも順調。あの人に託した力作がついに出版。順風満帆。されど驕らず。…この頃の日本人が謙虚なのは、敗戦の負い目からだろうか。それとも素の民族性からだろうか。やがて訪れる高度成長。支え続けたのはその精神性ににもあっただろう。…「日本スゴイのディストピア」。株高に沸く現在だが、実質賃金も世界におけるGDPシェアも落ち続けている。「驕る平家は久しからず」。当面浮上することもない。

  • 仕事と漫画の両立。リアルなラインだな…。Fが仕事やめてなかったら、多分Aは漫画やめてただろうな…

  • 青春だなあと思います。続きが早く読みたい。

  • 仕事を一日でやめる決めるって
    勢いというか
    決断力というか
    すごいね
    新聞の仕事をしながらも
    夢を諦めないで進んでいくこともすごいけど
    向いてないと思ったら
    スパッと決められる
    この二人が一つの作品を作っている
    最初の本ができた本

  • 本当に満賀(=A)は立派だと思う。もちろん仕事を1日で辞めた才野(=F)もすごいが、ちゃんと新聞社で仕事をしながら、しかし漫画家への夢に邁進する満賀は、その大変さがわかるだけに立派に感じる。
    他方、才野は1日会社に行って「あ。俺向いてない」と辞めてしまうのは天才的だ。のび太くん的といえばそうなのだが、1日で辞められるという事に天才性を感じる。

    しかし学生時代編よりも社会人編の方がぐっと面白くなった。
    早く続きを読みたい。

  • 4巻は、新聞社に入社して図案部で働きだす話。
    仕事に次第にのめりこんでいく満賀くん。

    図案部の上司、変木さん。
    とっつきづらい感じだけれど、実は温かくて優しい人のようだ。
    昔ながらの職人さん。

    [more]
    (目次)
    立志編
     図案部
     長い一日
     才野の決心
     ふたつ道

    青雲編
     大仕事
     目標
     月給日
     二本立て
     スクラップ・ブック
     涼子のはげまし
     似顔
     小包みの中身
     興奮の夜
     大金
     西部のどこかで
     フランケンシュタイン

  • こんなに面白い漫画だと思ってなかった。漫画家を目指す少年たち、というだけでなく。それに伴う苦難や苦労を描いた人生ドラマ。読み応え充分だ

  • 今や世界に誇る日本文化=漫画・アニメ。
    その礎を築いた藤子不二雄氏A氏とトキワ荘に集う多くの仲間達。
    藤子不二雄氏A氏による自叙伝的長編漫画の全14巻。

    このシリーズの続きは、『愛…しりそめし頃に… 満賀道雄の青春』として、現在も執筆・連載されています。こちらも是非!

  • 高岡などを舞台とした作品です。

  • 立志編 図案部 長い一日 才野の決心 ふたつ道 
    青雲編 大仕事 目標 月給日 二本立て スクラップ・ブック 涼子のはげまし 似顔 小包みの中身 興奮の夜 大金 西部のどこかで フランケンシュタイン

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