まんが道 (6) (中公文庫 コミック版 ふ 2-31)

著者 : 藤子不二雄A

• 中央公論新社 (1996年8月18日発売)

感想・レビュー・書評

[dokutokuさんの感想 · 2024年3月16日]

学芸部に新人が入社。ラジオ蘭を引き継ぎ、自分は映画記者に。取材の仕事は鑑賞すること。これがインスピレーションを生む。まんがの方は初の連載開始が、残念ながら短期で打ち切られる。しかし、更に大きな仕事が託される。上京。トキワ荘でプロの漫画家との対話。ついに、新聞社を辞めることを決意。…一度入れば何度でも繰り返し見れる映画館。知らない人と同席して、会話が弾む汽車旅。それなりに栄えていた地方都市。いつの間にか忘れ去られた古き良き日本。成長する経済。会社を辞めての挑戦はハードルが高かったが、夢も叶う国だった。

[ヒグラシさんの感想 · 2024年1月13日]

出会いと別れ。
竹葉良子さんとはどうなるんだろう。
ここに出てくる漫画だいぶ手塚治虫だな。

[sakopyさんの感想 · 2022年9月12日]

面白いものを書く
誰にとって
どうやって
面白いのか
読者って何か
つまらないという声
面白いと思う表現
自分が満足できる作品が描けるか
その表見としてマンガを選び続けられるか
ここでは終わらない
形のわからないもののために

[みのくまさんの感想 · 2020年12月20日]

満賀(藤子不二雄A)は2年間の新聞社勤務を経て退職する。満賀は新聞社でもなかなか楽しく仕事していたので、これは苦渋の決断だっただろう。ただ、安定した生活を投げ打ってでも叶えなければいけない夢があったということだ。
どうしても満賀は才野(藤子・F・不二雄)よりも卑屈に描かれてしまうが、満賀も十分すごい。
ぼくは20歳でこれほどちゃんと自分の人生を生きられる彼らを尊敬する。

[largeaslifeさんの感想 · 2018年10月12日]

いよいよ会社を辞めて、本格的に漫画家として出発する。

のだが、そこにたどり着くまでに、竹葉女史との出会い、四万年漂流の連載開始、寺田ヒロオとの出会いがあった。それがこの巻。

よいお母さんだ。

[more]
（目次）
青雲編
　訪問者
　花の香り
　新しき夢
　第三の男
　映画記者
　四万年漂流
　約束
　初めてのデート
　プロの条件
　読者のはがき
　夜汽車
　二度目の東京
　トキワ荘
　運命の出会い
　最後の出社

[はちのさんの感想 · 2013年7月25日]

おもしろい。文句なく、おもしろい。久々に漫画の醍醐味というものを味わったような気がする。

[minerva-48さんの感想 · 2012年3月16日]

今や世界に誇る日本文化＝漫画・アニメ。
その礎を築いた藤子不二雄氏A氏とトキワ荘に集う多くの仲間達。
藤子不二雄氏A氏による自叙伝的長編漫画の全14巻。

このシリーズの続きは、『愛…しりそめし頃に…　満賀道雄の青春』として、現在も執筆・連載されています。こちらも是非！

[tabidokushoさんの感想 · 2011年6月23日]

高岡などを舞台とした作品です。

[lumiさんの感想 · 2010年3月1日]

青雲編　訪問者　花の香り　新しき夢　第三の男　映画記者　四万年漂流　約束　初めてのデート　プロの条件　読者のはがき　夜汽車　二度目の東京　トキワ荘　運命の出会い　最後の出社

[トムラさんの感想 · 2006年10月26日]

初めてのデートは甘酸っぱい。