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- Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122026995
感想・レビュー・書評
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『大衆文芸評判記』や『時代小説評判記』(ともに中公文庫)で、大衆小説の時代考証の杜撰さを痛烈に批判したことで知られる著者が、江戸時代の「捕物」に関する史実を平易な言葉で語った本です。
「廻り方」「火付盗賊改」「八州取締出役」の三項目がとりあげられ、説明されています。また、それぞれの話題にそくするかたちで、目明しの生活実態、無宿人のあつかい、さらに国定忠治などの人物と組織についても、くわしい説明がなされています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
捕物帳が好きなら、予備知識を得るために必読です。
けど、これを読むと、テレビの時代劇の、有り得ない設定や、間違いに気付いてしまうので、時代劇好きの人にはお薦めしない。