まんが道 (7) (中公文庫 コミック版 ふ 2-32)

著者 :
  • 中央公論新社 (1996年9月1日発売)
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122027091

感想・レビュー・書評

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  • 新聞社の送別会。思いを寄せる後輩に気持ちを打ち明けることができずに別れを迎える。出版社に送った作品は没。だが、別な仕事の依頼がある。ついに東京暮らしを決心。上京したその日にいきなり舞い込む仕事。首尾よく済ませ、尊敬するあの人からの接待を受ける。トキワ荘での一泊。いよいよ始まる。…恋より仕事。恋愛は至上の扱いではない。だからこそ募る思い。恋する相手を置いて旅立つのは、置いてく側としても、残される立場でも、多くの歌詞でその心情が唄われている。男も女も自由に動き回れる現代でも、そんな物語がどこかで起きている。

  • この時代の人たちがいかに映画と近かったか…
    映画から得たインスピレーションを漫画に活かしてるところが興味深い。

  • このまま
    ここで頑張るのではなく
    上京する
    今の時代では地方に住んだままで
    漫画家になる道筋もあるのかもしれないけど
    この時代では
    雑誌を作っている場所も
    流通が始まる場所も
    東京からでしかなかったんだのだから
    全てを置いて
    新しい生き方をするために
    新しい出会いに

  • 本巻は上京するまでの葛藤が中心に描かれる。ぼくは首都圏出身なので、「上京」がどれほどハードルが高かったかはなかなか腹落ちが難しいが、新聞社退職よりも満賀は葛藤していたので、退職以上の勇気が必要だったのだろう。
    藤子不二雄は当然手塚治虫に大きな影響を受けているが、また同じくらい「映画」をよく観ている。また本巻では手塚治虫と一緒に映画を観に行っている。
    手塚の想像力の原点にはディズニーがあるのはよく知られている事だが、もっと膨大な映画的想像力がこの時代の漫画家にはあったのだろう。

  • いよいよ新聞社での仕事も辞め、漫画に賭ける決心をする。
    その後、上京する決心を固め、実行する巻である。

    フランスパン&メンチカツ、旨そう・・・

    [more]
    (目次)
    青雲編
     雪の別れ
     新しき門出
     白魔きたる
     徹夜
     ファンレター
     編集部よりの手紙
     決断
     上京前夜
     旅立ち
     上京の日
     漫画志士
     新しき友人
     ライバル
     上京祝い
     運命の展開

  • 満足感

  • 今や世界に誇る日本文化=漫画・アニメ。
    その礎を築いた藤子不二雄氏A氏とトキワ荘に集う多くの仲間達。
    藤子不二雄氏A氏による自叙伝的長編漫画の全14巻。

    このシリーズの続きは、『愛…しりそめし頃に… 満賀道雄の青春』として、現在も執筆・連載されています。こちらも是非!

  • 高岡などを舞台とした作品です。

  • 青雲編 雪の別れ 新しき門出 白魔きたる 徹夜 ファンレター 編集部よりの手紙 決断 上京前夜 旅立ち 上京の日 漫画志士 新しき友人 ライバル 上京祝い 運命の展開

  • 寺田ヒロオと出逢い、意気投合する。
    手塚先生と会う回数も増えてきている。すごいー。

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