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- Amazon.co.jp ・本 (604ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122027138
感想・レビュー・書評
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多くの作品は持統天皇・草壁皇子側が主役となったものが多く
敵対された大津がどんな心情であったかは何となくしか伝わってこなかった。
大津の目から見て、持統天皇や草壁がどんな存在であったのか
物語の始めの方はあまりにも憎憎しく書かれていて居た堪れないものがあった。
が、読み進めるうちに、大津の人としての心が伝わってきた。
切なくて、あんまりにも哀し過ぎる。
皇子でなかったら、母が生きていれば、そんな別の想像をせずにはいられない -
最後の最後に泣くのが英雄の人生。