まんが道 (9) (中公文庫 コミック版 ふ 2-34)

著者 : 藤子不二雄A

• 中央公論新社 (1996年10月18日発売)

感想・レビュー・書評

[dokutokuさんの感想 · 2024年3月21日]

少年クラブに漫画絵本。次々と舞い込む仕事。二畳の部屋はやはり狭い。しかし、生計維持がやっとの状態で、出るのはまだ先の夢と考える。新漫画党の合作も作成の会合で耳にした手塚氏のトキワ荘からの移転。その部屋を引き継ぎたいという願い。奇しくも、手塚氏自身からもその言葉をもらう。引っ越し資金の工面ができない。断念しかけていたところに、思わぬ人から助け船が出る。…手を差し伸べたくなる、その後を期待したくなるという人物が醸し出す雰囲気。才能とは、何かができるという能力だけではない。

[ヒグラシさんの感想 · 2024年1月18日]

映画、映画、映画…
とにかく映画命なんだな。

[ユーキさんの感想 · 2023年11月23日]

才野の体調が不穏

[sakopyさんの感想 · 2022年10月3日]

トキワ荘への第一歩
借りっぱなしにするのではなく、
借りなくて良いのならば
借りないと言い切って返す。
借りたものは返さなければならないからこそ
借り続けるわけにはいかないと言えるから
借りない道へ。
夢に近づくために
何をするか
困った時に困ったと言って欲しいと
言ってもらえる親戚がいるんだね

[みのくまさんの感想 · 2021年1月19日]

いよいよトキワ荘に引っ越し。仕事も増えてきて、いっぱしの漫画家になった二人だが、これから名作がボンボン生まれると思うと、歴史だなぁ〜と強く感じる。
いまさらだけど、満賀と才野、それと手塚先生はよく映画に行く。そこからインスピレーションを受け傑作を作っていくのだが、やはりたくさんそういうものを引用していたのだろうと思うと、ぼくもたくさん作品を見ようと思う。勉強勉強、日々勉強、ですね。

[largeaslifeさんの感想 · 2018年10月12日]

チューダーが初登場するのは、この巻だったか。

下宿先のお父さんの好意と励ましを受け、いよいよトキワ荘へ。

[more]
（目次）
青雲編
　アスファルト・ジャングル
　同時進行
　パトカー
　むしプロ
　最高の稿料
　新漫画党の会合
　興奮
　悲愴
　敷金３万円
　逆転
　砂漠の牙
　決定
　プレゼント
　電報
　テラさんの手紙
　トキワ荘へ

[はちのさんの感想 · 2013年8月4日]

なんだろう。この才野の不穏な空気

危ういながらも少しずつ、でも確かに夢に向かって進んで行く二人。それは確かな実力があるからだろう

[minerva-48さんの感想 · 2012年3月16日]

今や世界に誇る日本文化＝漫画・アニメ。
その礎を築いた藤子不二雄氏A氏とトキワ荘に集う多くの仲間達。
藤子不二雄氏A氏による自叙伝的長編漫画の全14巻。

このシリーズの続きは、『愛…しりそめし頃に…　満賀道雄の青春』として、現在も執筆・連載されています。こちらも是非！

[kさんの感想 · 2008年1月19日]

徹夜しすぎでしょ。

[ロボット長官さんの感想 · 2007年11月13日]

読む前までは
単なる自伝的な漫画かと思っていたが
正直ここまで面白いとは思わなかった作品

A氏の最大の魅力は
この作品や旅行物の短編に
全てが詰まっている