源氏供養〈上巻〉 (中公文庫)

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著者 : 橋本治
  • 中央公論社 (1996年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122027343

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源氏供養〈上巻〉 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 『窯変源氏物語』の著者が、紫式部の源氏物語に登場する男女について語った本です。

    漢文を読める女だった紫式部には対句法的な発想の仕方が身に着いていたと著者は言い、それを『源氏物語』の物語構造の中に見いだしていきます。

    また、物語の中に見られる三角関係や同性愛のモティーフを掘り起こして、近代的な自我がいまだ確立されておらず、恋愛のスタイルないし「美学」だけが存在した時代に、うっかり「自分」というものに気づいてしまった紫式部の視点をあぶり出すという、たいへん興味深い試みもなされています。『源氏物語』を現代から読むこうした発想は、やはり『窯変源氏物語』という試みの中で獲得された視点なんだろうなあという気がします。

  • 橋本治の読み解く源氏物語。

    『窯変 源氏物語』を補完するものともいえる。

  • 朱雀帝、前々からあやしいと思っていましたがやはり…。私は男君メインで源氏物語を読んで行きたいと考えているので、著者の女君賛歌に陥らないバランス感覚ある論考が、大変読みやすく感じました。

  • 「窯変 源氏物語」を書いた作者が、源氏物語に描かれた当時の社会や原作者である紫式部について解説する。源氏物語のそれぞれの章同士の関係や、紫式部の独特のいいまわし、話に登場する男性の官位がもつ社会的な意味合いなど、源氏物語のストーリーを追うだけではみえてこない部分が丁寧に解説されていておもしろかった。高校生のころに読んだのをなつかしく思い出しました。

  • 光の君がとってもステキ!(笑)
    でも原作を読んでからぢゃないと解り辛いかも。。。

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源氏供養〈上巻〉 (中公文庫)の作品紹介

今から一千年のむかし。紫式部は何を書こうとしたのでしょうか。「源氏物語」と紫式部の謎をゆるやかに説き明かしたエッセイ。

源氏供養〈上巻〉 (中公文庫)はこんな本です

源氏供養〈上巻〉 (中公文庫)の単行本

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