歴史の舞台 改版: 文明のさまざま (中公文庫 し 6-49)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122027350

感想・レビュー・書評

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  • 文明の成立について自然風土との関連性から考察するエッセイ集。主な題材は中国。著者の文章には、素人に向けて意識的に平易に書いたものと、歴史のプロである自分の考えをストレートに述べたものの2種類があると思うが、これは後者。やや難解。

  • 一気読み。今までの司馬史観の総おさらい。

  • 表題は大きく出たが,内容はシルクロード地方の紀行めいた随想と,古代朝鮮,古代倭国.という3テーマで,相互に関連づけられてはいない,いささかまとまりの無い本.紙幅の関係もあるのか,特に後半2篇はいささか生煮えで不満が残る.司馬遼の著作の中ではさほど重要性があるとは思えないので,私にとっては読まなくても良い本だった.

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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