そして誰もいなくなる (中公文庫 い 74-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 154
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122027428

感想・レビュー・書評

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  • アガサの『そして誰もいなくなった』をモチーフにした学園ミステリー。学園物という事もありとても読みやすかった。

  • 子どもに勧められて読みました。読みやすくて次の展開が楽しみでした。
    読後にその後の気になる人も居て、後ろ髪引かれました。

  • 後半の怒涛の展開は面白かった。ただ、納得感は薄いかな。

  • 見立て殺人っていうネタは面白かったです。
    後半の展開も意外性もありました。ただ、「書く内容を制限する事で成立している意外性」、のように感じられてしまった自分としては、若干しっくり来ない後味でした。

  • 傑作を本歌取りしたらそりゃ佳作になるよね・・・って、前と言ってる事が違うがな。

    終盤でコロコロ展開が変わってくのがスピーディーで良かった。今どきの女の子って怖いよ。個人的にはもっと救いの無い終わり方にしてくれたら最高だったのにな。

  • 名門女子校の記念式典当日、演劇部による「そして誰もいなくなった」の上演中、部員が芝居のキャスティングどおりの順序と手段で殺されていく。部長と顧問が姿なき犯人に立ち向かう。学園本格ミステリー。

    アガサ・クリスティの名作の本歌取り。中盤まで次々に人が死んで物語への興味は尽きないが、終盤の二転三転はちょっとやりすぎ感が…。伏線を丹念に拾って行けばもっと面白かったのかもしれないけれど、細切れになる通勤読書では限界がある。
    (C)

  • 正統派どんでん返しミステリーって感じでしょうか。
    そこまでビックリするほどのどんでん返しではありません。

    ただ、こういった結末なのに伏線が少なかったような…。
    最後に、『こんな事になったのはこれが理由です。』って述べられても、
    後付け感が感じられてスッキリしませんでした。

    アガサクリスティの結末を中途半端に知ってたから
    あまり面白さを感じられなかったのかもしれません。

  • う~ん・・・よくもなく悪くもなくって感じかなぁ・・・
    というか、クリスティの「And Then there were none」がベースなんだけど、その内容がごく一般常識のように書かれてて、いくら洋書嫌いといえ、名作くらいは読まなきゃなぁ…と思わされた。

    で、こっちの「誰もいなくなる」は高校生バージョン。
    クリスティのみたいにどんどん死んでって…なんだけど、やっぱりミステリー王道の「孤島」とか「なぞの死」とかがないぶんビビリ度も少なかったと思う。
    最後のどんでん返しも…たぶん自分には、主人公の女の子が結構非現実的だったから、一歩隔てたリアリティ的で、こう…「え~~~!?」という衝撃はなかったなぁ…ファンタジーを読むみたいに。
    それでもページを繰ったのは、この殺人がいつ止まるのか、最後まで成功しちゃうのかワクワクしたからだと思う。
    そういう意味では引きずり込まれてたのかなぁ…?

  • 未読

  • ちょっとゴチャゴチャしてた感じが・・・。実はこれを読んでから「そして誰もいなくなった」を読んだ。

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