まんが道 (14) (中公文庫 コミック版 ふ 2-39)

著者 :
  • 中央公論新社 (1996年12月18日発売)
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本棚登録 : 143
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122027749

感想・レビュー・書評

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  • 始めた連載。編集者には評判がいいが、読者には受けない。投票では下位の順位。タイトルを変えるという工夫。たちまち評判。順位も上がる。長編の付録にもなる。科学まんがの原点になる作品。打ち切りになってたら後の名作の数々は生まれなかっただろう。後世のファンにとっても窮地が救われた。読者は気まぐれ。よい作品を描けば人気が出るというわけではない。逆に作品を正当に評価できる読者が増えれば、作家を育て、文化も栄える・・・全14巻、ついに読了。物語は完結しない。この先が読みたい。著者がもういないことが悲しい。

  • あまりにもすごすぎるラスト。
    こんなに終わりっぽくないラストすごすぎる。そりゃ人生描けばこういうラストになるよな。

  • 文庫としては
    ここまでなんだけど
    彼らの人生はまだ続いていく
    最終回の感じがしない
    最終巻。

    当たり前なんだけどね
    どこまでかが事実で
    どこからかはエンタテインメント
    その部分があるから面白い
    乗り越えながら
    次に挑みながら

  • 富山県や東京都の当時の時代の雰囲気を味わうことができます。
    電報は、このように使用されていたのですね。
    ここで終わりなの!?と感じましたが、別の作品が引き継いでいるのですね。

  • 本巻は「春雷編」収録だが、13巻からスムーズに接続されているので特に問題はない。(唯一鈴木伸一のあだ名が風ちゃんになっており戸惑う。)
    「漫画少年」の廃刊後、満賀と才野は仕事のペースを意識して描き始め、締め切りの何日も前には完成させるようになっている。大人になったのかもしれないが、とにかくそのストイックさには頭がさがる。

  • ここまで続くと、さすがに同様の展開の繰り返し、画一的なリアクションとか、もろもろ気になってくる。『え!これで終わり!?』っていう、尻切れトンボ的幕切れもいまひとつ頂けないし。むしろ13巻の最後の方がエンディングぽかったし。とはいえ、大家たちの黎明期は興味深かったし、手塚治虫の圧倒性も垣間見えたりして、作品を通しては満足度の高いものでした。

  • 相方を才野茂(さいのしげる)と名付けているのだけでもう泣きそうになる、あまりに美しくて…。

  • 新しい連載も始まり、少しずつ調子が上がってくる。
    さあ、これから!というところで、作品は終了。
    青雲編の最後と違い、少し尻切れトンボの感じは否めない。

    それにしても、カッパ巻き中心の注文で1000円ずつの割り勘とはちょっと割が合わないよね。

    [more]
    (目次)
    春雷編
     宇宙少年団
     合格
     十戒
     レポート
     締め切り十日前
     新作競争
     必殺の一弾
     シラノとミカド
     小村さんの来訪
     小村さんのたのみ
     早とちり
     松葉のカルディナーレ
     ロケットくん
     別冊ふろく
     宇宙へ!!
     二つの道
     鈴木氏の転進
     シンドバッドの冒険
     着色原稿
     カバのサカダチ
     フィクサチーフ
     アイディア散歩
     送別会
     カンヅメ

  • なにしろ信用を取り戻すというのは本当に難しい。頑張ればいい、というわけではなくもしかしたらもう一生取り戻すことができないかもしれない。信用を裏切るというのはそういうことなんだよなぁ

  • 地味に面白い。読んで思ったことは、続けられるというのは、才能だということ。どんなに好きなものでさえ、ずっと続けていくことは難しい。それは、覚悟なのだろうけど。

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