老子 (中公文庫)

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制作 : 小川 環樹 
  • 中央公論社 (1997年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122028142

老子 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 大道廃れて仁義ありとか、人を知るものは智なり、自ら知るものは明なりなどの慧眼的リズミカルな放任主義者の書。

  • 12年4月、読書会課題図書

  • 現代訳文が岩波版の方が良い気がする。

  • 哲学書にあたろうと思った
    きっかけを作ってくれた一冊
    昔も今も人は考える

  • (2009.10.25読了)
    この本は、「老子」全81章全部を収録し、各章ごとに、読み下し・原文・口語訳・註釈・内容解説が行われている。内容解説は、たまにしかありません。
    古い本の常として、いろんな写本が伝わっているようで、この本は、宇佐美本を底本としたということです。
    「老子」は、紀元前500年ごろの本ということです。「老子」という人物については、余りわかっていないようです。
    先日、「タオ 老子」加島祥造著を読んで、わかりやすいけれど、なにも心に残らず終わってしまったけれど、この本の口語訳を読んだ上で、加島祥造自由訳と読み比べてみると、自由訳が実によく原文の意味合いをとらえているように思われる。この本の口語訳でしっくりこない部分が、自由訳で、実に、なるほどとうなずけるように言い換えてある。
    1章ごとに、この本の口語訳と加島祥造自由訳を交互に読むことをお勧めします。
    以下に幾つかの章を抜粋しておきましょう。
    ◆第三章(11頁)
    「もしわれわれが賢者に力を持たせることをやめるならば、人民の間の競争はなくなるであろう。もしわれわれが手に入りにくい品を貴重とする考えをやめるならば、人民の間に盗人はいなくなるであろう。もし人民が欲望を刺激するものを見ることがなくなれば、彼らの心は平静で乱されないであろう。」
    ◆第十二章(31頁)
    「五つの色(絵画や織物)は人の目を惑わせ、五つの音(音楽)は人の耳をだめにし、五つの味(さまざまな調味料で味付けした料理)は人の口の感覚を損ない、原野を駆け回って狩猟をすることは、人の心を狂気にする。」(絵画と音楽が好きな僕への戒めか?)
    ◆第十九章(49頁)
    「英知をなくしてしまい知識を投げ捨てよ。そうすれば人民の利益は百倍にもなるであろう。仁愛をなくし、道義を捨てよ。そうすれば人民は孝行と慈愛に帰るであろう。技術をなくし、利益を捨てよ。そうすれば盗人どもはいなくなるであろう。」(逆説的表現なのでしょうか?)
    ◆第二十章(51頁)
    「学ぶことを捨てよ、そうすれば思い煩うことはなかろう。」
    ◆第四十六章(109頁)
    「天下に「道」が行われるとき、足の速い馬は追いやられて畑を耕すのに使われる。天下に「道」が行われない時、軍馬が都市の城壁のそばにまで増殖する。」
    ◆第四十八章(112頁)
    「学問をするときには、日ごとに学んだことが増してゆく。「道」を行うときには、日ごとにすることを減らしてゆく。減らしたうえに又減らしていって、最後に何もしないことに行き着く。この何もしないことによってこそ、すべてのことがなされるのだ。」
    (2009年10月27日・記)

  • 世界の哲学書の中でも、際立った神秘性、美しさという点で、間違いなくトップクラスに位置づけられる名著です。この短さでありながら、さすがは宗教を生んだだけのことはあります。帝王学的側面も潜んでいて、歴史的にもいろいろと考えさせられる作品です。他の訳でも読みましたが、小川 環樹訳は格調が高く、おすすめです。

  • 当たり前のようでいて、意外と読んでいないヤシが多い。

  • 中国古典「老子道徳経」のこと。あるいは、その著者とされる人物のこと。いわゆる「無為」を至上と無し、漢代まで「黄老の学」として大きな位置を占めていた。



  • 『上善は水の如し。水は善く万物を利してしかも争わず。常人の憎む所にある。故に道に近し』

    謙虚に身を引いてあれば、結局は重んじられたりするんですよね。

  • 僕の原点です。

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