カザルスへの旅 (中公文庫)

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著者 : 伊勢英子
  • 中央公論社 (1997年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122028708

カザルスへの旅 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 著者伊勢英子は絵本、児童文学分野で活躍する方。

    本著は、<カザルスへの旅>、<パリひとり時代>、<もうひとつの旅>、<はこだて幻想>の4章構成。

    <カザルス>は、母国スペインの戦争と独裁に背を向け、フランスの片田舎に住み、権威者の前では演奏をしなかった世界的チェロ奏者です。
    著者はその生き方に共鳴し、所縁の地を旅します。

    憧れの人がかつて暮らした土地に赴き、かつて彼らを包んでいた風土に立ち、空気を感じとろうとする著者。

    カザルスに旅する背景にもなった、苦労したパリでのひとり暮らし。
    カザルスの旅後、宮沢賢司の足跡をたどり発見する<もうひとつの旅>。
    そこからえた礎をもとに書かれた創作の<はこだて幻想>。

    ばらばらに見える4章が、1本の糸で、意図で、つながり、ひとりのプロが全身全霊を捧げる姿が浮かびます。
    名著ではなくても、失敗や悩む姿をさらした、エネルギーに溢れる1冊。

  • チェロに魅せられチェリストのパブロ・カザルスの故郷スペイン、宮沢賢治ゆかりの地である東北、そしてパリでの一人暮らしなど著者の旅の記録がおさめられています。

  • 著者の情熱に感動しました。

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