ベトナム観光公社 改版 (中公文庫 つ 6-20)

著者 :
  • 中央公論新社
3.51
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本棚登録 : 374
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122030107

作品紹介・あらすじ

新婚旅行には誰もが土星へ行く時代、装甲遊覧車に乗ってベトナム観光公社主催の戦争大スペクタクルを見物に出かけた-現代社会と戦争を徹底的に戯画化する表題作ほか、名作の香り高い「火星のツァラトゥストラ」「トラブル」「最高級有機質肥料」「マグロマル」など初期傑作集。

感想・レビュー・書評

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  • 「血と肉の愛情」読みたさに手に取りました。
    筒井康隆…マジで”奇想天外”の四字で全てを説明できるんだけど、本当に「………エッ…何……エ…ッ………????????????????」という感情以外の全ての感情が置いて行かれる世界を書く天才だと思う…

  • つまりまだ筒井康隆に時代が追いついていないということですね。僕もハネムーンは時間旅行いきたい。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    新婚旅行には誰もが土星へ行く時代、装甲遊覧車に乗ってベトナム観光公社主催の戦争大スペクタクルを見物に出かけた―現代社会と戦争を徹底的に戯画化する表題作ほか、名作の香り高い「火星のツァラトゥストラ」「トラブル」「最高級有機質肥料」「マグロマル」など初期傑作集。

  • まぁ好みが分かれるかもしれないけれども、確かに才気が迸ってますなぁ。確信犯的な差別感覚等、皆に隠された意識をあざ笑うかのように正面から抉り出しとります。
    多分そのせいでしょうな、若干共感を得にくい作家と言えるかもしれません。それもまたこの作家の望むところといった気が。
    一言で言えば「天邪鬼の王様」ってところでしょうか。
    ちなみに当方は『血と肉の愛情』が一番良かったでしょうか。

  • 舞台設定の仕方は面白いけども,良くわからない話が多くて少しもやっとします。

  • 「火星のツァラトゥストラ」がめっぽう面白かったw

    大阪弁とかww

    なかなかに楽しめる短編集。

    あと、著者近影が若いww

  • 2013.9.4(水)¥189。
    2013.9.6(金)。

  • まだ筒井作品は「時をかける少女」ぐらいしか読んでいない頃に読み、同じ人とは思えない、というのが第一印象。

  • SFと時代小説とグロとナンセンスのかたまり。
    現在の日本の存在なんてちっぽけだなあ、
    常識なんて場違い、基地外、勘違いすぎる、
    と思った瞬間でした。

  • 「東海道戦争」にはなかった毒気がこのあたりから出て来始める。

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著者プロフィール

小説家

「2017年 『現代作家アーカイヴ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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