hvnstrさんの感想
2014年8月14日
古代の王朝はイロイロあったかと思うのですが、さすがに仲麻呂の母子への扱いはちょっと理解に苦しむ…。孝謙天皇がやっと目覚めてくるあたりだが、けっきょく、政治というより、男と女に痴話ゲンカに回収されてくるあたり、やや失速ぎみかも。 しかし、この時代は官僚制度が整いつつあったので、けっきょくトップは女でも良かったのだろうな。いまでも女性天皇がやたらと叫ばれているけれど。この孝謙天皇の話は、女が上位についても成り上がりの男に利用されるだけという説を補強してしまうのだろうな。 光明皇太后が亡くなった直後の阿部(孝謙上皇)のぞっとする冷たさにぞくぞくする。里中ヒロインのこの目つきはクセになる。
らじヲさんの感想
2013年1月20日
阿倍さんは孝謙天皇になったけど、あまりにも世間知らずなお嬢さんとして描かれていました。 彼女に取り入った寵臣(藤原仲麻呂)が出世しまくりで、ちょっとお約束過ぎる展開に。 かなりアホくさい…。
マンガ家。第1回東アジアMANGAサミット事務局長。1948年大阪府生まれ。16歳のとき「ピアの肖像」で第1回講談社新人漫画賞受賞をし、プロのマンガ家生活に入る。その後数々のヒット作を生み出し現在に至る。主な作品に「アリエスの乙女たち」「あすなろ坂」「鶴亀ワルツ」他多数。「あした輝く」「姫が行く!」で1974年講談社出版文化賞受賞。「狩人の星座」で1982年講談社漫画賞を受賞。マンガジャパン事務局長。(社)日本漫画家協会常務理事。大阪芸術大学芸術学部文芸科教授。文化庁文化審議会著作権分科会委員などを歴任。 「2005年 『アジアMANGAサミット』 で使われていた紹介文から引用しています。」