- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122031074
感想・レビュー・書評
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文庫版で全2巻。
作中で使われている言葉は、どれも大切に慎重に選ばれた印象を受ける。長屋王の最期は圧巻です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
興福寺を参観すると、藤原氏の権力の異常さが納得出来る。春日大社も藤原家。人が権力を追い求めると、他を殺めても罪悪感を感じないほどになるのだろう。プーチンも…。
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この表紙女性はどなた?と思っていました。
元正天皇。
持統天皇の子、草壁皇子の娘である美貌の内親王。
草壁の子・聖武の中継ぎ天皇とされる人で、
長屋王の義姉にあたる。
草壁の末娘が正妃・吉備内親王。
長屋王は草異の異母兄弟の子ゆえ、夫婦は二人とも皇位継承権がある。
聖武天皇の子、藤原氏の娘・光明子が生んだ基皇太子が亡くなったことにより、
藤原4兄弟が長屋の謀反をでっちあげ・・・というお話。
長屋王の最期が、迫力。
あれは藤原4兄弟が怖れ、天然痘に倒れたときに、怨念と言われるのもわかる。
里中センセイの筆が冴えます。 -
【マンガ読了メモ】(160730)里中満智子『長屋王残照記』(2)/中公文庫
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高市といい、長屋といい、一点破格かしらんと思ってしまう。
立派な人なのに残念。
藤原さんちをなんとなーくにくく思ってしまうね。 -
101回以上は読んだかも