今夜は眠れない (中公文庫 み 32-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 1440
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122032781

感想・レビュー・書評

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  • 中学生の視点での小説。突然舞い込んだお金を巡って、何を一番大事にするかがわかる作品。

    時々出てくる発想や冗談がおもしろく、軽快に読める本だった。最後はさすがと思わせる家族愛の作品だった。

  • この前読んだ”夢にも思わない”の前編がこの作品にあたるらしく、たまたま”夢にも思わない”を返却しにIARCライブラリーを訪れた所、見つけたので早速読んでみた。緒方君と島崎君のコンビは好きだが、話の展開の突拍子も無さについていけない事もままある。だけど、小学生や中学生が読むには、これくらいの飛んで行く加減の方が楽しく読み進めると思う。

  • この主人公らのイメージ画を描いたことがある 笑

  • ドロドロした感じになりそうな内容が子供目線で書かれているので、読みやすい。最後まで読むと、女性の気持ちに共感できる部分が多々。

  • 2008年読了。

  • 2011.03.20~22

  • サッカー少年の僕と両親、平凡なはずの一家に突如暗雲が。「放浪の相場師」と呼ばれた男が、母さんに五億円を遺贈したのだ。お隣さんや同級生の態度が変わり、見知らぬ人からの嫌がらせが殺到、男と母さんの関係を疑う父さんは家出―相場師はなぜ母さんに大金を遺したのか?壊れかけた家族の絆を取り戻すため、僕は親友で将棋部のエースの島崎と、真相究明に乗り出した…。

    軽めタッチのサスペンス。最後にきちんと謎が解ける話っていいですね~怖くなくて。
    最後はちょっとホッとする、家族愛系の物語です。
    個人的には血みどろドロドロが好きなんですが・・・

  • こういう軽快?な感じの話もいいよね
    やっぱ主人公が少年だからかな!
    うむうむ読みやすい!

  • 最初こそ子供っぽいかなと思ったけど、全然飽きずにぶっ続けで読んでしまった。素直に面白かったと言える。純粋に小説を楽しみたい人にお勧めできる。

  • さっくり読めました。
    続編があるみたいで。機会があれば読みます。
    まぁ展開的には分かってた感じでした。
    澤村さんの博打具合が素敵。大胆。
    聡子さんの思いっきりのよさも素敵。
    内容的にはそんなにない感じだけど、読んだあとなんだか暖かくなりました。
    すごくスリルのある展開があるわけでもなかったので、星は3.5。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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