望みしは何ぞ: 王朝-優雅なる野望 (中公文庫 な 12-9)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122033924

感想・レビュー・書評

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  • 何度も読み直すほど好きな小説。
    摂関政治から院政への過渡期。
    道長の次の世代はあまり知らなかったからその点でも面白かった。

  • こちらも何度読んだことか。
    男性側の視点で語られがちな政治の世界を女性側から読み解いているから、面白い。

    後三条天皇は、藤原氏を外戚としないと習ったけど、厳密にいうと違いますよね。
    教科書に道長の息子たちは、頼通ぐらいしかでてこないけど。これでしっかりと、系図が頭に入りました。

  • 道長没後の藤原氏。王朝3部作完結。

著者プロフィール

(ながい・みちこ)1925~。東京生まれ。東京女子大学国語専攻部卒業。小学館勤務を経て文筆業に入る。1964年、『炎環』で第52回直木賞受賞。1982年、『氷輪』で第21回女流文学賞受賞。1984年、第32回菊池寛賞受賞。1988年、『雲と風と』で第22回吉川英治文学賞受賞。1996年、「永井路子歴史小説全集」が完結。作品は、NHK大河ドラマ「草燃える」、「毛利元就」に原作として使用されている。著書に、『北条政子』、『王者の妻』、『朱なる十字架』、『乱紋』、『流星』、『歴史をさわがせた女たち』、『噂の皇子』、『裸足の皇女』、『異議あり日本史』、『山霧』、『王朝序曲』などがある。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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