私の食べ歩き (中公文庫)

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著者 : 獅子文六
  • 中央公論新社 (1999年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122035171

私の食べ歩き (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 図書館で。
    子供の頃は好きでもなかったのに年を取るうちにわかってくる味ってのがあるのはよくわかる気がします。でもあまり強調すると(特に女房の料理をケナシたりすると)結局男はマザコンで自分のお母さんのごはんがいくつになっても一番で忘れられないのね、とか冷めた目で見ちゃいますね。
    美味しんぼの元ネタはコレだな、というものが結構出てきて愉快。

    本文にあったけど結局ものがウマイだのマズイだのは自分のコンディションと店の出す料理が合わさって感じるものであって、店屋ではいつもそこそこのものを出すのだが受け手である自分の調子によって感じ方が左右される、ってそれが真実だと思います。
    だから本来ここの店がウマイだのマズイだのってのは主観的なものであって公表するようなものでもないんだろうな、きっと。

    それにしてもこの人の時代から他の人が行く前から自分は馴染みだった、とかパリのレストランで日本人がここをおとずれたのは自分が初めて、とか言ってるんだからな。日本人って日本人が行かない場所とか食べたことない料理屋とかがつくづく好きなんだな…。特権意識、なのかしらん?

  • -私は、日本酒と、ブドー酒が好きなごとく、料理は、日本料理と、フランス料理が、口に合う。

    冒頭の「わが食いしん坊」の書き出しにあるように、作家が若い頃暮らしたフランスと、生まれ故郷である横浜、疎開先の伊予、のちに住み暮らした大磯などの食べ物、そして酒について綴られたエッセイ集。
    どこそこの高級レストランの料理と高級ワイン、というのでは無く、庶民的な食べ物を愛するところがとても共感できて、良く再読してます。

  • 2011/01/22 ブックオフで100円

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私の食べ歩き (中公文庫)はこんな本です

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