日本語はどこからきたのか―ことばと文明のつながりを考える (中公文庫)

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著者 : 大野晋
  • 中央公論新社 (1999年11月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122035379

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日本語はどこからきたのか―ことばと文明のつながりを考える (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 大野晋は,日本語の起源がインド南部のタミル語にあると信じ,その証明につとめた。比較言語学の立場から「せせら笑われる」ことも多い所説ではあるが,かくのごとき真摯な研究に対して,自らは何ら日本語の系統究明に裨益せずにただ高みから嘲笑をあびせることに終始する手合いこそ,すべからく非難せらるべきである。恥を知れ。

  • タミル語と日本語の類似点をあげている。
    日本語とアイヌ語の2つの言語の起源を辿ろうと思ったら、膠着語という日本語の性格を理解していることが大切。
    文化の背景を理解するのに役立っている部分がある。

  • ずーっと読みたかった本。
    偶然古本屋で見つける。
    一気に読んでしまった。
    ちょっと考察が甘いような気がする…
    ( ̄-  ̄ ) ンー
    古アジア語みたいなのが存在してて、たまたまタミル語と日本語にその痕跡が残るという感じなのか?
    ボブには謎が深まるばかりである
    (。_゜) ?

  • 2010年1月15日購入

    タミルといえばスリランカの内戦ぐらいしか話題になることがないが、じつはその民族の言葉が日本語のルーツというのはたいへんおもしろい。
    仏教的な思考が受け入れやすいのもそういった素地があったからなのだろうか?
    あはれ、の考察などあとがきも面白かった。

    大野晋・・・もっと早く読めばよかった。

    読みやすい本なのでまた読もうと思う。

  • (2005.07.02読了)(2005.05.20購入)
    副題「ことばと文明のつながりを考える」
    この間読んだ「日本語の教室」(岩波新書、2002年9月)の中で、日本語とインド南部のタミル語の間にかなり類似の言葉があり、日本語の基礎的な用語の中にタミル語から取り入れられたものがあるのじゃないかということが述べられていた。
    結構おもしろい話なので、この本を読んでみることにした。単行本は、子供向けに書かれたものということなので、内容も易しく分かりやすく書かれているものと思う。

    ●日本語はどこからきたのかを考える
    「日本語はどこからきたのか」を考える事は、文法がどこからきたのか、基礎語がどこからきたのかを考えることなのです。
    現在、国語辞典には、大体6万語が収められています。その中の半分、3万語は、漢字だけで書かれている言葉です。日本は漢字を中国から輸入し、それによって単語を増やしたけれど、日本語の文法が変わったわけではありません。英語から入った単語もたくさんあります。日本語の文法が変わったわけではありません。
    ●基礎語
    子供が最初に覚えるような単語で、使用される回数が非常に多いもの。足、手、歯、唾、顔、頭、行く、歩く、取る、切る、裂く、結ぶ、逃げるといった単語です。そういう基礎語の数は、大体2000から3000の間です。基礎語は、「万葉集」「源氏物語」「古今集」などの昔の本を読んでいても、現代と同じ形と意味で使われています。
    日本語で書かれた一番古い本は、「万葉集」「古事記」ということになりますので、これらの本に使われている基礎語を基に、比較することになります。
    ●日本の近くに日本語に近い言語はあるか
    日本の近くにある言語として、アイヌ語、朝鮮語、台湾の高砂族の言語があります。
    アイヌ語、高砂族の言語には文字がないので、古い文献はありません。朝鮮語にも15世紀より前の文字資料は漢字しかありません。
    朝鮮語と日本語との間の対応語は、名詞を中心として150語くらいしかない。基礎的な動詞は少ない。
    ●比較言語の方法
    基本的な単語について、音の対応の規則性が成り立つかどうか。次に文法にそれが及ぶかを見る。
    ●タミル語と日本語との対応
    日本語とタミル語の対応後は、500語くらい見つかっています。
    タミル語の構造はほとんどアルタイ語と同じで、日本語と同じです。
    日本の和歌の形式は、五七五七七の形式で作られています。タミル語の最古の歌集「サンガム」の中の歌にも、五七五七七の形式の歌が多く載っています。
    稲作に関する言葉、類似の行事、つぼ、農機具、等類似のものが多く見つかります。
    稲作は、タミル語を話す人たちが日本に伝えたのではないかということです。
    インドの米はインディカ米、日本の米はジャポニカ米と種類が違うという反論に対しては、古代にインドで栽培されていた米は、ジャポニカ米という分析があるそうです。
    ●単行本
    「日本語はどこからきたのか」ポプラ社、1996年4月

    著者 大野 晋
    1919年 東京生まれ
    1943年 東京大学文学部国文学科卒業
    専攻 国語学
    学習院大学名誉教授

    (「BOOK」データベースより)amazon
    日本とは何かを問いつづけ、日本語はどこからきたのを追究する著者。十万語のタミル語辞典に日本語と対応する単語500語を発見!母音の対応、文法構造の同一性等々、様々な謎をとき、タミル語が日本語と同系統の言語であることをつきとめる。若い世代の人たちにもよく分る、やさしい言葉で、日本と日本語の将来まで語りかける。

  • タミル語が源流という説は、現在では否定的な意見も出されている。

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