二十世紀を読む (中公文庫 ま 17-11)

著者 : 丸谷才一 山崎正和

• 中央公論新社 (1999年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[mogyuさんの感想 · 2012年3月23日]

20世紀の社会学・歴史学的に重要と思われる本６冊を巡る対談。文庫本で薄いしサラッと読めてお勧め。飛行機や新幹線など、移動中にサクッと知的エネルギー補給するのに最良。わたしは歌舞伎町のスポーツクラブ「オアシス」の露天ジャグジーで読み切りました。言説はちょっとコンサバだけど、なにがコンサバかわからないと、なにがアヴァンギャルドかもわかんないしね。

著者プロフィール

大正14年8月27日、山形県生まれ。昭和25年東京大学文学部英文学科卒。作家。日本芸術院会員。大学卒業後、昭和40年まで國學院大學に勤務。小説・評論・随筆・翻訳・対談と幅広く活躍。43年芥川賞を、47年谷崎賞を、49年谷崎賞・読売文学賞を、60年野間文芸賞を、63年川端賞を、平成3年インデペンデント外国文学賞を受賞するなど受賞多数。平成23年、文化勲章受章。著書に『笹まくら』（昭41　河出書房）『丸谷才一批評集』全6巻（平7〜8　文藝春秋）『耀く日の宮』（平15　講談社）『持ち重りする薔薇の花』（平24　新潮社）など。

「2012年 『久保田淳座談集　暁の明星　歌の流れ、歌のひろがり』 で使われていた紹介文から引用しています。」