晴耕雨読ときどきワイン (中公文庫)

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著者 : 玉村豊男
  • 中央公論新社 (1999年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122035607

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晴耕雨読ときどきワイン (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 20年以上前に書かれたもの。長野オリンピックがこれからというのは、もうとんでもなく大昔の話のよう。
    書かれた時の作家の年が今の自分とほぼ一緒のようだが、状況は随分と異なっている。
    こんな悠々自適は望むべくもない。

    絵を描き畑を耕し地域と交流し、こういうことこそがすごく贅沢で豊かな人生。

  • 東京を離れ軽井沢で暮らし、
    ヴィラデストという農園を造り自身のワイナリーも経営するエッセイスト。

    もう夢みたいな生き方。

    著者が農園を開く前の軽井沢での生活を綴ったエッセイ。
    さぞ優雅な暮らしでしょう…そんなことを思いながら読みはじめたら、
    意外と庶民的な淡々とした文章で田舎の暮らしぶりが描かれていた。

    自分とは完全に身分が違う感じだけど、気になる生き方。

  • 父のフィールドについに手を伸ばした!
    口当たりの軽いくせのない文章のエッセイ。
    父の本棚を発掘していこう……

  • 素晴らしいタイトルに座布団進呈(笑)のエッセイ集です。玉村さんが暮らしを始められてしばらく経った、ちょうどバブル経済が始まった頃の軽井沢。ビートたけしやとんねるずのタレントショップって、懐かしすぎー。そういったものが次々進出する軽井沢と、日々の暮らしが軽妙に描かれます。高原の豊かな暮らしも描かれる反面、「都会の人が別荘を持っても、メンテナンスが面倒になって2年くらいで人が来なくなる」とか、「おいしいお店があっても、夏にお客さんが来て、冬には誰も来ないという土地柄なので、続けていくのはとても大変」とか、シニカルさが光ります。でもある意味真実を突いているので、いやみには聞こえないように思います。軽井沢暮らしの食生活と、たまに出かけられる旅行での食事の描写はきめ細やかで実においしそうです。鹿肉や新潟の枝豆、タイ料理…。なかでも新潟の枝豆の、「新幹線の中で塩もみして、家に着いたら速やかにゆでるべし」という指示を受けての調理が可笑しいー。軽妙な筆致は相変わらずなのですが、あくまでも日々のつれづれなので、だらだら感がないでもないです(笑)。田舎暮らしでピシッと話題のコアがあって面白いのは、やはり、『種まく人』から始まるヴィラデスト関連のエッセイだと思います(この本にも少しだけ書かれてますけど)ので、ちょっとカラいですが、この☆にします。ごめんなさい。

  • 今の居住地に移る前の、軽井沢での生活のことなど。
    後半部分は新居完成にも触れてある。

  • 読んでいて妙にむずむずとしたものを終始感じたのは、著者のエッセイとのチューニングが容易には合っていない証左のように思えて、でもまあ著者の生活環境とそれまでの変遷がなかなかなものであり、自分では全然見ることのない風景を描写しているのは間違いないことであるしと、そういった乖離が痒みを生じさせているだけで、著作を幾つか読んでいけばそんな痒さも知らずのうちにどこかへ吹き飛んでしまうだろう。自分にとって魅力的だと思えるものを書いてくれているようだし、なにより、読み手を明確に想定して書かれているエッセイ集なのだから、図書館で何気なく手に取った俺みたいな読者は一読するのが精一杯というのも、当然のようにも思う。/しかしまあ、いい暮らしだよなあ。自給自足ってこういうことを指すんだろうな……将来のビジョンを大まかに持ち、実行に移せる人は立派だということでしょうなあ。軽井沢、そして信州の田舎か……四季を通して日々過ごしやすいところって、出生地や出身地以外には案外、見つけにくいような気がする。……俺はまだ出身地のままでいいや。2006-01-31読了。

  • ヴィラデスト農園生活に移るまでの軌跡。 玉村氏は物書きをはじめて10年で軽井沢へ移住し、 そのまた10年後にヴィラデスト農園を開設したという。<br><br>
    田舎生活への移行が無理でも 10年単位でゆったりと物事を考えられたらいいだろうな。<br><br>
    玉村氏のエッセイは何本も読んでいるが 東大卒・フランス留学、 文章だけじゃなく絵も描ける、 という ピッカピカの才能と経歴をお持ちなのに それがごくごく自然なところがいやみがなくて いつも楽しい。

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