平家語物 (上)―マンガ日本の古典 (10) 中公文庫 (中公文庫 S 14-10)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122035799

感想・レビュー・書評

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  • 中国歴史ものの大家・横山光輝先生による、「平家物語」コミカライズです。上巻は、原文にはない平治の乱での清盛の動向から語り始められます。栄華を極めた平家の専横に、反感が高まりますが、まだ歯が立たない時期です。でも、栄えすぎることは恨みを受けることであり、力で抑えつけてもいつか自らに返ってくるのだと、清盛は気づいていないのでしょう。

  • 「清盛の太政大臣昇進から壇の浦の決戦にいたる平家一門の栄枯盛衰を、無常観を主題に描いた軍記物語の最高傑作―。水滸伝、三国志などの中国戦記ものを長く手がけてきた巨匠・横山光輝が、中世日本の幕開けを告げる内乱の時代を活写する。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。」

    上巻は、平家の躍進から、源三位頼政の反逆まで。

    名前も似ているし、横山さんの絵、顔も似ている・・というわけで私には(自分の知識、理解度の無さで)わかりにくかった。

  • 漫画であるけと要所は抑えてあり、登場人物も明確で分かりやすい。しかし、平家一門は名前が類似して、、縁戚も多いので、混乱することは必須です…やはり僕は若くして亡くなった、平重盛が滅亡を早めたのではないかと。残念に思います。

  • 女装させて避難させすぎじゃね

  • 下巻まで読み終えました。保元の乱で源平入り乱れて戦った後、平家滅亡に至るまで、スッキリ分かりやすく説明してくれます。お勧めです。

  • 琵琶演奏 「祇園精舎」

    https://www.youtube.com/watch?v=xyUVT8sas6g

  • 読みやすいし面白い。横山光輝がもっと読みたくなった。
    平家物語がどういう話なのかよく分かる。重盛が人格者。

  • 三部構成の上巻。
    平治の乱(1159年)から以仁王の令旨(1180年)まで。

    2012.7.16 読了

  • 平家物語は小学生の時に図書室で借りて読んだほか、大人になってからもドキュメンタリー書や雑誌の特集号でも読んだ。でも、これほど夢中で読みはしなかった。3巻をあっという間の短時間で読んだ。漫画で読むとまた違った味わいがあるなぁ。ほかの古典も漫画で読んでみよ。

  • 読んでから日が経ってしまった。。

    平家物語は教科書で部分的にしか読んだことがないけれど、文章がとても好きだった。このへんの歴史は難しいから敬遠していたのだけど、大河ドラマも観たし、よし!と一念発起で一気読みした。

    いろんなエピソードの積み重ねなので、頭が大変でした。

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著者プロフィール

ロングセラー「三国志」をはじめ、「水滸伝」「項羽と劉邦」「殷周伝説」(いずれも小社刊)をはじめ、著書多数。

「2019年 『カジュアルワイド 三国志 6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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