参謀は名を秘す―歴史に隠れた名補佐役たち (中公文庫)

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著者 : 童門冬二
  • 中央公論新社 (2000年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122036536

参謀は名を秘す―歴史に隠れた名補佐役たち (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • この本残念ながら絶版になっている。単行本の初版は1996年、文庫本が2000年だから童門冬二さんの名からすると絶版が早すぎる気もするけど読んでみてなんとなく納得した。

    この本は真田幸村や山本勘助などの史上有名な軍師や戦略家を疑問視することで歴史に埋もれ且つその後の歴史に影響を与えたであろう人物をクローズアップしている。

    決定権者へ判断材料を提供する。

    提供するデータが非常に優れている。

    情報収集、分析コミュニケーション能力が長けている。


    などが軍師に求められる条件としさらに必要条件を加味している。それは「有名になってはいけないこと」。史上に名を残すような軍師は一流ではない。

    一流の軍師は一歩も二歩も大将から身を引き情勢を冷静に見詰めより良い判断材料を提供しつづける。そして絶対表に顔を出してはならないという。

    この童門冬二さんのロジックは大変興味があるがちょっと論として偏りが見られた。それが非常に面白みをなくしているかもしれない。なぜなら資料の裏づけがないからだ。太原雪斎しかり堀部安兵衛しかり史実から想像を書き立てているのだ。

    小説だったら良かったと思う。

  • 参謀に必要な条件。表に出ない。決断は将に任せる。バランス感覚。

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