吾妻鏡(上)―マンガ日本の古典〈14〉 (中公文庫)

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著者 : 竹宮恵子
  • 中央公論新社 (2000年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122036567

吾妻鏡(上)―マンガ日本の古典〈14〉 (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • みんなが「少年の名はジルべール」夢中な今ジルベールより源頼朝を先に。

    少年の名はジルベールをヨーロッパ旅行というめっちゃいいところで置いておいてこちらを読了させましたよ。


    ひっさしぶりに触れる鎌倉時代!
    日本の歴史全般の本で出てくることはあれど、最悪直近読んだのは大河ドラマが義経になった時の宮尾版平家物語だったのではないでしょうかね。
    義経の大河が2005年だから、読んだの2004年か。そりゃ離れて久しいわ。

    頼朝があっけない最後だったのを思い出し。
    しっかしあんなに疑り深くて義経もあんな目に合わせてしまい、他にも罪もない配下の者を結構殺しちゃってる頼朝が、なんで息子はまともに育てられなかったのかという疑問は残ります。

    本当、頼家がひどいんだ・・・。ボンクラ二代目の極み。
    でもそういったものなんでしょうかね。徳川秀忠くらいなのかなぁ、ちゃんとした二代目イメージがあるのって。

    実朝の死から北条の世になる承久の乱以降がマンガでは30ページくらいで語られてて、あれ、このスピード感で北条編終了か?
    と思ったのですが、これはマンガの都合なのか、本当に吾妻鏡がそうだったのか。

    しかし最後の見開きで書かれている巻物には「吾妻鏡 巻五十二」
    いやいやいやこれは原文今は読めないな。漫画って素晴らしい。

    あとがきを見て竹宮先生のご苦労が通じてきます。
    でもこうやって、今の人間が鎌倉時代を知る手掛かりになる本をつくってくださって嬉しいです。

    義経にせよ、大姫にせよ悲劇に巻き込まれた人に心奪われるんでしょうね、日本の多くの方って。
    でもやっぱり私は頼朝が好きだし、北条政子すごいわーと思うし、北条義時の底力に惹かれてしまいましたね。

  • 吾妻鏡。歴史の授業なんかで、一度は聞いたことがあるかもしれない。

    本の帯には、時代を駆け抜けた男”義経”とあるが、主役は、冷徹で孤独な頼朝であり、憎まれ役を演じた梶原景時であり、中立を貫いた大江広元であり、操られ将軍、三代目の実朝であり、かの北条政子であり、登場人物一人ひとりである。

    彼らが初の武家政権、京に比べれば赤子のような鎌倉幕府を人生をかけ、命をかけ守ろうとした。それが鎌倉幕府の公式歴史記録、吾妻鏡である。

    ーー壮絶。
    脚色もたくさんあるだろうが、目にせまってくる歴史の記録だ。

  • 鎌倉幕府成立前後における「我慢の時期」を記述した歴史書である「吾妻鏡」の漫画化。上巻、中巻、下巻の全3巻。作画は大御所・竹宮惠子ということで、安心して読むことができる。吾妻鏡は、徳川家康が読み込んだ古典としても有名であり、徳川家康の政治・外交における慎重さは、ほとんどこの作品だけで説明可能なのではないかという気がする。また、武家政権の基本理念を「撫民」としたことは、中世から近世にかけての日本のあり方を大きく方向づけたと思う。(中世ヨーロッパで、ここまで民衆寄りの政策をとった国はないということは、よく指摘されているとおり)

  • 吾妻鏡に書かれた鎌倉幕府の源頼朝、政子、義経、静御前についてどうしても知りたかったのだが、原本を読む時間は無かったので、このシリーズで購入。
    「地球へ…」で有名な竹宮さんの絵柄だったので、とても嬉しく、心情も交えて歴史的背景なども知ることができたので、買ってよかったと思える作品。
    けれど、気を抜いていると、誰が誰で、いったい何に焦っているのか分からなくなってしまうこともしばしば…私だけかもしれないけれど(笑)

  • 上・中・下の3巻からなるマンガで読む『吾妻鏡』。
    題目を聞いても内容を知らない人も多いのでは?
    私もそのひとり。
    源頼朝を中心とした源平の争いから妻の北条政子のくだりまで書かれた記録書です。マンガでは心情なども描かれているので読みやすい。
    1192つくろう鎌倉幕府。くらいしか知らなかった時代背景が読み取れます。これを読んだらきっと『平家物語』『太平記』気になるはず・・・。

  • あまりにも読むものがなくてつい買ってしまった。
    ちょっと絵柄と話に違和感あり。

  • 源平の衰勢、特に源氏のことがよくわかり、しかも普通に何の前知識なく読んでも面白い。大河ドラマ『義経』でこの時代に興味を持った人がいたら、ぜひ読んでほしい。

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