三河物語―マンガ日本の古典 (23) 中公文庫

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著者 : 安彦良和
  • 中央公論新社 (2001年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122037915

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三河物語―マンガ日本の古典 (23) 中公文庫の感想・レビュー・書評

  • 漫画家、安彦良和氏による古典『三河物語』を漫画化したものです。僕が本書を読んだのは高校時代の話でしたが、現在読み返してみると、登場人物の一人である一心太助に自分の辿った軌跡をつい重ねてしまいました。

    僕が初めてこの本を読んだのはちょうど高校生くらいの頃で、安彦氏のマンガにこっていた時期の頃であったかと思います。原作である『三河物語』を僕は残念ながら読んだことはありません。しかし、たとえ読まなかったとしても十分に楽しめるかと思います。

    舞台は徳川家康が関が原の戦いで天下を取って、世の中が戦乱の世から天下泰平の世へと変わる間の出来事であります。主人公の大久保彦左衛門と田舎から江戸の町に武士になることを夢見て出てきた太助という男を軸にしてドラマが展開されております。

    江戸城の中で行われている徳川家康の側近中の側近である本多正信・正純父子との狡知を尽くしたどす黒いまでの暗闘が描かれるのが前半部になります。

    後半部は豊臣家との最後の決着になる大阪冬の陣と夏の陣の戦場の様子が描かれます。
    『本当の戦はむごいもの』
    主人である大久保彦左衛門から告げられたように、すべてが終わったあとの大阪で描き出されている地獄絵図を目の当たりにし、サムライ社会に対する決定的な疑問を持った太助。彼はサムライになるという夢に決別し、魚屋となっていくのです。

    青年となった彼は一心太助となり、魚の店を構えるようになるのです。それから長年付き合いを絶ってきた大久保彦左衛門との付き合いも復活し、彼が書き続けた回顧録が世にに広まり、それに『三河物語』というタイトルをつけることで、ラストを迎えます。今読んでみると、一心太助の辿った人生に少なからず自分の人生を重ねてしまったところに、無為か有為かはさておき、自分が生きてきた時間が膨大なものであると感じてしまいました。

  • 心があったかい気持ちになる!
    安彦先生絵ちょううまい! 大好き!

  • 頑固もここまでくると立派というか何というか…
    作者曰く元の話は詰まらないそうで、それをここまで引き上げたところが見所。

  • ツンデレ彦左と彦左扱いが上手い一心太助にメロリン。

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