革命 (中公文庫 S 17-1 20世紀)

制作 : 読売新聞20世紀取材班 

• 中央公論新社 (2001年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

読売新聞の総力取材!ソ連・中国共産革命の虚像と実像。

感想・レビュー・書評

[B&C関さんの感想 · 2018年10月23日]

2018/03/31 15:49:58

[アキヤマ ヨウイチさんの感想 · 2011年9月24日]

ソ連と中国がどのようにして作られたのか。
マルクスの唱えた革命による社会主義、共産主義国家への進歩。
人類が意図的にプランを持って社会を強引にカジ取りした壮大な実験。
「革命」今では意匠としてしか使われなくなってしまったが、かつてそこには
躍動と流血と理想とが飽和していた。しかし何がどう違ってしまったのか
プランどおりには国家は進まなかった。
現代は資本主義だけが勝者のようになり、グローバル資本主義というルールのもと
競争に参加せざるを得なくなり、未来に対してのユートピアは存在しなくなった。